初めてホームページを作る場合、「どんなページが必要なのか」「ページ数はどれくらい用意すればよいのか」といった疑問を抱く方は多いものです。SEOに強いホームページを作るためにはページ(コンテンツ)の充実度が重要ですが、最初から大量のページを用意するのはコストや労力が大きくなってしまいます。
そこで、こちらの記事ではホームページ作成で最初に用意するべきページについてご説明していきます。ホームページを作成しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
必要最小限のページから始めるのがおすすめ
冒頭でも触れたとおり、ホームページのページ数はSEOにも関係する要素ですが、いきなり大量のページを用意するのは現実的とは言えません。また、ホームページはこまめな更新で情報を発信し続けることが重要なので、最初に大量のページを用意したものの、開設してから更新が止まってしまうのは避けるべきだと言えます。
そこで大切なのが、最初は必要最低限のページ数でホームページを開設し、徐々にコンテンツを充実させていくことです。
一般的に、企業・店舗ホームページに必要とされるページには以下のようなものがあります。
- トップページ
- 会社概要ページ
- 商品・サービス紹介ページ
- 資料請求・お問い合わせページ
- プライバシーポリシーページ
これからホームページを作成する場合には、5ページ前後から始めて徐々に充実させていくことをおすすめします。
第一印象を決定づける「トップページ」
まずは、「トップページ」についてご説明していきます。トップページは各ページをつなぐページであり、ホームページに必要不可欠なページです。その役割と作成のポイントを確認していきましょう。
第一印象を左右するホームページの「顔」
トップページは、ホームページを訪れるユーザーのほとんどが最初に目にするページであり、第一印象を左右するホームページの「顔」といえます。また、各ページに移動するための起点となるページですので、ユーザーの関心を高めるデザインはもちろんですが、ユーザー目線の利便性も非常に重要だと言えます。
ひと目でコンセプト・テーマがわかるデザイン・動線に
トップページ作成では、ひと目でコンセプトやアピールポイントがわかるデザインであることが重要になります。トップページで興味を惹き付けることができなければ、ホームページ内の他のページへと移動する前に離脱してしまうことでしょう。
また、各ページへの導線を整理することも重要です。せっかく興味を惹き付けることができても、どのページに移動すればよいのか分からなければ、やはりユーザーは離脱してしまいます。トップページでは伝えたい情報・アピールポイントをシンプルかつ明快にまとめ、詳細な情報は他のページでカバーするとよいでしょう。
以下の記事では、トップページ作成時のポイントを詳しくご紹介しています。あわせてご確認ください。
関連記事:トップページ作成時に押さえておきたいポイントとは?
信頼感を左右する「会社概要ページ」
「会社概要ページ」は、ホームページを訪れたユーザーに信頼感を抱いてもらうためにも欠かせないページです。次は、会社概要内の役割や作成時のポイントについて確認していきましょう。
信頼感をアピールする「名刺」
トップページが第一印象を左右するホームページの「顔」だとすると、会社概要ページはユーザーから信頼を得るための「名刺」と言えます。いくらトップページで好印象を与えることができても、会社概要の内容が悪ければ不信感を与えてしまいます。
ユーザーに安心してホームページを利用してもらうためのも、会社概要ページは非常に重要だと言えるでしょう。
社風・人柄が伝わるページに
会社概要ページで大切なポイントとしては、「どんな会社なのか」を正確に伝えることが挙げられます。そのためには、会社名や代表者、所在地といった基本情報を漏れなく正確に記載することはもちろんですが、代表プロフィールや挨拶文などで社風・人柄を知ってもらうことが重要です。また、写真を掲載することで、より具体的に会社の雰囲気や人柄を伝えることができます。
以下の記事では、「会社概要」を作成するポイントについて詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。
関連記事:信頼につながる会社概要の書き方のポイントとは
コンバージョンを後押しする「商品・サービス紹介ページ」
「商品・サービス紹介ページ」は、その名の通り自社で扱う商品やサービスを紹介するページであり、コンバージョンを後押しする重要なページです。では、商品・サービス紹介ページの役割と作成時のポイントを確認していきましょう。
購買意欲を高める「営業マン」
商品・サービス紹介ページは、魅力を存分にアピールして商品の購入・サービス利用を後押しする「営業マン」の役割を果たします。いくら第一印象が良くても、そして信頼できる会社であることが伝わっても、商品・サービスが魅力的でなければ成約に至ることはないでしょう。
ホームページで成果を上げるためにも、魅力的な商品・サービス紹介ページは不可欠だと言えるでしょう。
成果を具体的にイメージさせることが重要
商品・サービス紹介ページでは、どんなメリット・成果が期待できるのかを具体的にイメージさせることが重要なポイントとなります。「商品・サービスがどんな場面で役立つのか」、「他社の商品・サービスと何が違うのか」といった情報をアピールするのが有効です。
また、写真や動画を活用するのも効果的です。文章だけでは伝わらないディティールや細かなニュアンスも、写真や動画であれば視覚的に伝えることが可能になります。
以下の記事では、効果的な商品画像を撮影するためのポイントをご紹介しています。併せてご確認ください。
関連記事:商品画像をホームページに掲載するときのポイントとは
コンバージョンに直結する「問い合わせページ」
「問い合わせページ」もまた、ホームページ開設時に不可欠なページです。自社とユーザーをつなぐページであり、このページをホームページのコンバージョンとする企業も多いはずです。では、問い合わせページの役割と作成時のポイントについて詳しく見ていきましょう。
自社とユーザーをつなぐ「お客様窓口」
問い合わせページは、ユーザーが抱いている疑問や要望を受け付ける「お客様窓口」の役割を果たします。疑問や要望を抱いているということは、少なからず商品・サービスに興味をいだいている状態だと言えます。しかし、その疑問や要望をクリアにすることができなければ、実際に商品の購入・サービスの利用につなげるのは難しいと言えるでしょう。ユーザーの不安を解消してコンバージョンへと導くためにも、問い合わせページは非常なページなのです。
問い合わせのハードルを下げることが重要
問い合わせページ作成時に特に重要なポイントとして、「問い合わせのハードルを下げること」が挙げられます。ただ問い合わせフォームなどを用意するのではなく、「お気軽にお問い合わせください」などの文言を用意することで問い合わせしやすい雰囲気になります。
また、問い合わせフォームの入力項目数にも注意が必要です。入力項目が多すぎるとユーザーが面倒に感じてしまい、問い合わせの意欲が下がってしまう恐れがあります。必要最低限の入力項目に絞り、手軽に問い合わせできるよう配慮しましょう。
以下の記事では、問い合わせページの作り方について詳しく解説しています。合わせてご確認ください。
関連記事:ホームページの問い合わせページに記載するべき内容とは
不安解消につながる「プライバシーポリシー」
「プライバシーポリシー」も、個人情報を取り扱うすべての企業および個人が作成するべきページです。ホームページ上にプライバシーポリシーがあることで、トラブル防止やユーザーの不安解消に役立ちます。
では、プライバシーポリシーが果たす役割と、作成時に注意したいポイントについて確認していきましょう。
企業とユーザーの「約束ごと」
プライバシーポリシーとは、ウェブサイトで収集した個人情報の利用目的や取り扱い方針について記載するページです。
問い合わせフォームや登録フォームなど、個人情報を取得する場合にはプライバシーポリシーの設置は義務と言えます。
プライバシーポリシーは個人情報の取り扱いに関するトラブルの防止につながるほか、ホームページを利用するユーザーが安心して問い合わせフォームや登録フォームを利用することができます。
安易なテンプレート利用は危険
プライバシーポリシーを作成する際に注意が必要なのが、安易にテンプレート・ひな形を利用することです。
インターネットで検索すると、プライバシーポリシーのテンプレートやひな形が多く存在します。
ただし、事業内容に合ったプライバシーポリシーでなければ、個人情報の利用や管理、あるいは事業全体に支障をきたす恐れがあります。
テンプレート・ひな形は汎用的なものであり、そのまま使用したのでは自社の事業内容とそぐわない場合があります。
そのため、テンプレート・ひな形を利用する場合であっても、必ず自社の事業内容にローカライズさせることが大切です。
必要なページを明確にしてホームページを作成しよう
今回は、ホームページで最初に用意しておきたいページとして、「トップページ」「会社概要ページ」「商品・サービス紹介ページ」「問い合わせページ」をご紹介しました。
ホームページ作成では、あらかじめ必要なページを明確にしておくことで制作がスムーズに進行するだけでなく、無駄な費用を抑えることにもつながります。今回ご紹介した情報も参考に、ホームページ作成に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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この記事の執筆者:オリジナルホームページシード編集部
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