ホームページ作成マニュアル2020.09.26[土]
ホームページ作成にかかる初期費用は?節約のポイントもご紹介!
これからホームページを作成しようと考えている方のなかには、作成にかかる費用について気になっている方も多いのではないでしょうか。ホームページの作成にかかる費用を把握しておくことは、無駄なコストや労力を抑え、スムーズに制作を進めるためにも大切です。
こちらの記事では、制作方法による費用の違いや、制作費以外にかかる費用、そして節約のポイントをご紹介します。これからホームページを作る方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
あらかじめ費用を把握しておくことが大切
冒頭でも触れたとおり、無駄なコストや労力を抑えて理想のホームページを作成するには、作成に取り掛かる前にある程度の費用を把握しておくことが大切です。ホームページは制作会社に依頼する場合の制作費のほかにも、計算に入れておかなければならない費用があります。
当初の予定を変更せざるを得ない状況に陥ってしまったり、運営が滞ってしまったりといった状況を避けるためにも、あらかじめどういった部分に費用が発生するのかを確認してみましょう。
ホームページ作成費用の相場は?
一口にホームページ作成といっても、作成方法によってその費用は大きく異なります。そのため、まずは主なホームページ作成方法とそれぞれの費用について把握しておく必要があります。ここでは、ホームページの作成方法を「自力での作成」「テンプレートタイプの制作依頼」「オーダーメイドタイプの制作依頼」の3つに大別してご紹介いたします。
自力でのホームページ作成
3つの作成方法のなかでも最もコストを抑えることができる「自力でのホームページ作成」について見ていきましょう。この方法は、制作会社に頼ることなく0から作成していくため、レンタルサーバー費用やドメイン取得・維持費用を除き、コストは発生しません。
しかし、ホームページ作成に関する専門的な知識を持ち合わせていない場合には、選択肢として考えるのは現実的とは言えません。また、専門知識を有する場合であっても、完成までには多くの労力と時間を要することになります。
テンプレートタイプの制作依頼
テンプレート利用の制作会社への依頼は、比較的コストを抑えつつホームページを作成することができる方法だと言えます。この方法は、すでに用意されているテンプレートのなかからデザインやレイアウトを決定していく方法で、3〜10万円程度が相場となっています。基本的には用意されている「型」にテキストや画像をはめ込んでいくだけなので、インターネット上でのやり取りだけで簡潔する場合も多く、最も手軽な作成方法だと言えるでしょう。
ただし、デザインや機能のこだわりを反映させることは難しく、ブランドイメージやオリジナリティを打ち出しづらいという点は、ビジネス利用の際にデメリットとなりうることを頭に入れておきましょう。
オーダーメイドタイプの制作依頼
最も自由度が高く、デザインや機能にこだわりを反映させることができるのがオーダーメイドでのホームページ作成です。求める機能やページ数、デザインのこだわりに応じてコストが変動するため、大掛かりなプロジェクトになれば数百万円となるケースもあります。
ホームページ作成のプロフェッショナルが0から制作していくため当然クオリティは高く、プロモーションやマーケティングなど、ビジネス利用においても高い効果が期待できるホームページを作成することができるでしょう。
ホームページ作成以外にかかる費用もチェック
ホームページは完成したらそれで終わりというものではないため、制作費以外にもランニングコストを把握しておく必要があります。では、ホームページの制作費以外にどういった部分でコストが発生するのでしょうか?確認してみましょう。
レンタルサーバー・ドメイン費用
ホームページを運用するためには、サイトのデータを格納しておくための「サーバー」と、インターネット上におけるホームページの住所の役割を果たす「ドメイン」が必要になります。
サーバーはレンタルサーバーを利用するのが一般的で、レンタル費用は月額で百円から数千円程度が相場です。ドメインにはさまざまな種類があり、取得・保持費用もそれぞれ異なります。ビジネス利用のホームページで一般的な「.com」や「.jp」、「.net」などで、年額で千円から3千円前後が目安となります。
ホームページの更新費用
ホームページの更新は、CMSなどを利用して自分で行う場合には費用がかかりませんが、外部に委託する場合には当然コストが発生します。業者によって異なりますが、月額5千円から1万円程度が一般的な金額です。
また、更新するコンテンツの制作を外部に委託する場合にさらにコストが発生することを覚えておきましょう。
改修が必要になる場合も
ホームページを運営していくなかで、デザインや機能の改修が必要になるケースもあります。たとえば、スマートフォン登場以前は、当然ながらスマホ対応のサイトなど存在しませんでした。しかし、近年の急速なスマホ普及によって、ホームページのスマホ対応は重要性を増しています。目まぐるしい変化を遂げるインターネット業界では、時代にあわせてホームページを改修することは珍しくありません。
近年で言えば、スマホ対応のほかにもホームページの多言語化なども重要視されています。新たにホームページを作成する際には、こういった機能をあらかじめ搭載しておくとよいでしょう。
節約するためのポイントは?
では、ホームページにかかる費用を節約するためには、どういったポイントを意識すればよいのでしょうか。大切なことは、事前に「目的・用途を明確にしておくこと」と「自分でできる部分は自分でやること」です。では、節約のポイントを詳しく見ていきましょう。
目的を明確にしておく
ホームページを作成する際には、どういった目的・用途でホームページを開設するのかを明確にしておくことが大切です。目的・用途を明確にしておくことで、おのずとサイトに必要な機能やコンテンツを洗い出すことができます。そのため、不要な機能・コンテンツに余計なコストがかかってしまうといった事態を防ぐことができます。
以下の記事では、ホームページの目的の重要性について詳しく開設しています。あわせてご確認ください。
参照:ホームページの目的は明確ですか?成果を上げる企業ホームページの作成方法
ホームページ素材を自分で用意
すべてを制作会社に丸投げするのではなく、プロに依頼する部分と自分でできる部分を分担することでコストを抑えることも可能です。たとえば、ホームページに掲載されるテキストや画像などの素材を自分で用意することで、5万円ほどでオリジナルデザインのホームページを作成できるサービスも存在します。費用を抑えつつクオリティにこだわりたい場合には、こういった工夫も必要だと言えるでしょう。
CMSを使って自分でホームページを更新
ホームページの更新も、できる範囲は自分で行いたい作業だと言えます。ユーザーに飽きられないためにも、ホームページはこまめに更新することが大切です。しかし、更新作業をすべて代行業者に委託するとなると、大きな負担となってしまいます。
そのため、大掛かりな更新作業以外は自分で行うなど、更新費用を抑える工夫が必要になります。制作会社のなかには、専門的な知識がほとんどなくてもホームページを更新することができる「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」を用意してくれる制作会社もあるので、事前にチェックしてみるとよいでしょう。
以下の記事では、自分でホームページを更新することのメリットやCMSについてご説明しています。あわせてご確認ください。
参照:ホームページは自分で更新できるかも重要!費用を上手に抑えよう
ポイントを押さえて、ホームページの作成費用を節約しよう!
今回は、ホームページの作成にかかる費用に注目し、制作方法による費用の違いや制作費以外にかかる費用、そして節約のポイントをご紹介しました。ホームページ作成の費用を抑えるためには、あらかじめ目的・用途を明確にし、自分でできることは自分で行うことが大切です。今回ご紹介した情報も参考に、費用を抑えて素敵なホームページを作成しましょう。
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