ホームページの基礎知識2020.09.24[木]
ホームページリースとは?リースをするときに気をつけたいポイント
ホームページの作成を依頼すると費用が予想以上にかかることがあります。月々決まった支払いをするリース契約を考えている方もいるかと思いますが、そもそもホームページはリース契約ができません。 また、ホームページをリース契約すると思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。 例えば、ホームページリース会社が倒産してしまい、ホームページ制作そのものを行ってくれない場合や、作成されたホームページもテンプレだらけの代物である場合もあります。
ホームページのリースはお得なのか?
ホームページ制作を依頼して、製作費が大きくなるとリース契約を検討する事業主もいます。
確かにホームページリースをすれば月額2~3万円程度の費用負担で済みますが、リース契約には思わぬ落とし穴があり、危険性が潜んでいます。例えばホームページリースは途中で解約できませんし、ホームページ自体の所有権についての問題もあります。実際にホームページのリース契約をして詐欺に合ったというようなケースも出ているのです。
そもそもホームページリースは長期的に考えたら決してお得ではありません。
これからホームページリースのデメリットについて詳しくご紹介いたします。リース契約の危険性を把握しましょう。
ホームページリースに関するトラブル
リース契約をするときに押さえておきたいポイントのひとつに、ホームページの所有権があります。
リース契約ではホームページの所有権はリース会社が持つことになり、契約が終了しても所有権はリース会社が持ちます。つまり、所有権がないので好きなようにホームページをリニューアルすることもできません。
場合によってはリース契約終了後に再リースができなかったり、リース料金を値上げされてしまったりという可能性もあります。ほかにもリース会社が倒産してしまったら、ホームページそのものがなくなってしまいます。
このように、リース契約には多々デメリットがあるので、所有権に関する危険性を理解しておきましょう。
リース契約は解約できないってホント?
事業者の場合、リース契約は基本的に解除できません。個人の場合であればクーリングオフ制度が利用できますが、事業者の取り引きでは対象外となります。
これもリース契約の隠れたリスクになっています。
例えば、契約期間3年・月3万円の支払いでリース契約をしたとしましょう。
この場合、契約期間が終了するまで支払い続ける必要があり、総額で120万円近くにも及ぶ費用が必要となります。
これだけの費用がかかるのがリース契約の実態であり、同じ費用があればリース契約以外の支払いで依頼する方がお得です。
リース契約は初期費用ゼロをうたっているところも多いですが、長期的にみると総支払額が高くついてしまうので注意しましょう。
ホームページリースのからくりとは?
ホームページはリースができないということを紹介しましたが、「どうしてホームページリース会社があるのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。
ホームページリースの仕組みは単純です。ホームページリースは、ホームページ制作ソフトなどをリース契約する形になります。これにより間接的にホームページをリースすることになるのです。
このような商法自体が問題視されることもありますが、ある程度の需要があることから、ホームページリースはなくならないのが現実です。
そもそもリース契約は安いのか?
リース契約が人気なのは、多くの方が「ホームページ制作を依頼するのは高い」と考えているからです。
確かに、さまざまな機能を取り入れたホームページを作成しようとすると数百万円以上も費用がかかることもあり、これだけの投資をするのは中小企業などでは厳しい面もあります。そのため、リース契約を仕方なくする事業者も多いのも事実です。
ホームページを作成するときには、まずは予算内でホームページを作成してくれる制作会社を探すことが第一です。次に、明確な見積もりを提示してくれるか、不透明な項目が見積もりにないか、を確認します。
ホームページは費用を支払えばさまざまな機能を組み込むことができます。
しかし、中小企業のコーポレートサイトであれば、会社紹介、サービス紹介、実績、お問い合わせ、など必要最少限のページで済んでしまうことがほとんどです。
ホームページ制作を格安で行う方法
ホームページ制作は高いという認識を持っている人も少なくありません。ですが、工夫をすることでその費用負担は抑えられます。
例えば、分割プランを利用することです。
費用の分割は多くの製作会社が対応しており、こうした分割プランを利用することで費用負担を大幅に抑えることができます。
費用の分割をする際には保証人が必要であったり、会社の謄本提出が必要だったりする場合があるので事前に確認することをおすすめします。
ホームページ制作を格安で行う方法はいくつかあるので、デメリットの多いリース契約を利用するよりも、最初からホームページ制作をお願いした方が費用も抑えることができます。
ホームページリースの落とし穴とは?
ホームページリースにはいったいどんな落とし穴があるのでしょうか。被害に遭わないためにも必要な情報を詳しくご紹介します。
運営実態から疑わしい
ホームページのリースを行う会社は経営実態がほとんどないところがあります。
ホームページリース会社が倒産してしまうと、リースしているホームページが消滅してしまうことから、ビジネスにも多大な影響が生じます。
そもそも倒産が前提で営業しているようなホームページリース会社すらあります。これもホームページリース会社に依頼する際の隠れたリスクです。
このような悪徳企業にホームページ制作を頼まないようにするには、そもそもリース契約をしないことです。
詐欺まがいのリース会社もある?
リース会社によっては違法性の高い経営をしているところもあり、リース契約を締結したのに肝心のホームページ作成を行ってくれないということもあります。
これはホームページリースの曖昧さを悪用したケースです。ほかにも、リース料金を急に値上げされたり、会社の情報を盗みとったりする会社もあるほどです。
このように、ホームページリースは危険性が高いことを覚えておきましょう。
テンプレだらけのホームページ
納品されるホームページの質が悪いこともあります。例えば自分でも作れるようなテンプレートだらけのホームページを納品してくるようなホームページリース会社や、ホームページの維持管理も「管理ソフトでしてください」と丸投げしてくるようなこともあるのです。こうしたことも、注意しておきたい部分です。
ホームページリースは危険性が高い!
これまで紹介したようにホームページリースはデメリットが多く、危険性の高いものです。
ホームページリースは、初期費用が抑えられると感じます。しかし実際には長期的にみるとコストがかかりやすく所有権についての問題などもあります。
このような問題を避けるためにも、最初からリース契約以外でのホームページ制作を依頼しておくのが良いでしょう。
ホームページも必要な機能だけにすること、ページ数は必要なページのみにすることで制作費用を抑えることができます。ビジネスが軌道に乗ってきたら徐々にホームページの規模を拡大するというのも良いでしょう。
また、ホームページの所有権も会社にあるので、ホームページ制作会社を変えることも可能です。まずは予算以内でホームページを作成してくれる制作会社を探してみましょう。
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