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ホームページリースに要注意!リース契約が危険な理由。

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「ホームページを開設したいけど、コストはできるだけ抑えたい…」。そう考えている方も多いことでしょう。初期費用がかからず、月々数万円の支払いでホームページを用意することができる「ホームページリース」は、そういった方々にとって魅力的に思える選択肢かも知れません。しかし、ホームページのリース契約について問題視する声は多く、さまざまなデメリットがあるのも事実です。

こちらの記事では、ホームページリースとはどういったものか、どういった問題点があるのか、そしてリース契約に頼らず費用を抑えてホームページを開設するコツをご紹介していきます。

ホームページリースには注意が必要

冒頭でも触れたとおり、ホームページリースについての問題は以前から多く指摘されてきました。たとえば、経済産業省 中小企業庁では、平成23年8月31日に「ホームページソフトなどのリース契約はしっかり考えてから!」という資料を公開し、リース契約におけるトラブルに対して注意喚起を行っています。
参照:中小企業庁:ホームページソフトなどのリース契約はしっかり考えてから!悪質な事業者とのトラブルにならないよう注意しましょう。

また、多くの法律事務所サイトやQ&Aサイトで、ホームページリースに関するトラブルについての相談が寄せられています。ホームページのリース契約を結んでしまう前に、しっかりとその内容や問題点について確認しておく必要があるといえるでしょう。

リース契約と分割払い(割賦取引)の違い

そもそも、リース契約とはどういった取引を指すのでしょうか。リース契約はその取引形態から分割払い(割賦取引)と混同されてしまうことも少なくありません。ここでは、リース契約の概要と、分割払いとの違いについてご説明していきます。

リース契約とは

リース契約を簡単に説明すると、お金を払って目的物を一定期間借りる取引のことです。原則として中途解約することはできず、目的物が不要になった場合でも契約期間が終了するまではリース料金を払い続ける必要があります。

また、リース契約はあくまで「目的物を借りる契約」なので、契約期間が終了した場合には目的物を返却(破棄)するか、再びリース契約を結ぶことになります。

分割払い(割賦取引)とは

一方で分割払い(割賦取引)は、契約期間に応じて目的物の料金を分割して購入する取引を指します。リース契約と同じように、契約期間中に中途解約することは禁止されています。リース契約との大きな違いとしては、契約期間が終了した段階で目的物の所有権を得ることができる点です。

ホームページリースの問題点とは

リース契約がどういったものなのかを整理したところで、つぎはホームページのリース契約がなぜ問題視されているのかをご紹介しています。次は、ホームページのリース契約にはどういった問題点があるのかについて確認していきましょう。

そもそも「ホームページのリース契約」は不可

まず、ホームページリースの最も大きな問題として、そもそも「ホームページのリース契約」はすることができないという問題があります。リース契約は目的物を賃貸する取引ですので、無形のホームページでリース契約を結ぶことはできません。そのため、ホームページリース業者は「ホームページソフトなどのリース」といった名目で契約を行っているのです。

途中解約できず、クーリングオフも適用されない

先述の通り、リース契約では契約期間中の中途解約ができません。また、契約を解除する制度として一般消費者に認められている「クーリングオフ」も、事業者間の契約では適用されません。つまり、「思っていたホームページと違う」「役に立たない」といった場合でも、契約終了までコストだけがかかってしまうのです。

時代の変化に追従することができない

インターネットマーケティングを取り巻く状況は日々変化しています。たとえば、近年ではスマートフォンの普及に伴い、スマートフォン対応のサイト作りは急速に重要性を増しています。つまり、ホームページをビジネスに活用する際には、時代の変化に合わせてリニューアル・更新していくことが重要なのです。

しかしリース契約の場合、ホームページの所有権はリース会社にあるため、自由にリニューアルできないケースがあります。たとえリニューアルすることができても、契約終了後にホームページの所有権を得ることができないため、資産として残らないのが現状です。

費用を抑えてホームページを開設するには?

上記のように、さまざまな問題点から不安視されているホームページリースですが、「ホームページ開設の費用を抑えたい」などの理由からリース契約を結んでしまう事業者は少なくありません。しかし、「ホームページリースは割安」という考え方がそもそも間違っているケースも多いのです。

たとえば、「初期費用不要、月々3万円のリース代のみ」の場合であっても、一年間で36万円、5年契約の場合には180万円となります。資産として残らないレンタル物に、180万円ものコストをかける必要があるのか、十分に考える必要があるといえるでしょう。ここでは、ホームページリースに頼らず、費用を抑えてホームページを開設するコツをご紹介します。

素材を自分で用意してコストを抑える

ホームページ開設の初期費用を抑えるための方法として、原稿や画像といったホームページ素材を用意して制作会社に依頼する方法があります。すべてを制作会社に依頼するのではなく、用意できる部分を提供することで費用を大幅に抑えることができる制作会社も存在します。また、費用を抑えることができるだけでなく、自ら原稿や画像を用意することで「アピールしたい部分がずれている」「魅力が十分に伝わらない」といったイメージの相違を防ぐこともできます。

以下の記事では、ホームページの素材を自分で用意するポイントをご紹介しています。あわせてご確認ください。
参照:ホームページの素材を準備する際のポイントは?

必要最低限のページ数から作成する

初期費用を抑えてホームページを開設するには、必要最低限のページ数からはじめるのもひとつの方法です。ホームページは完成したらそこで終わりというものではなく、育てていくものです。

まずは「トップページ」、「会社概要」、「商品・サービス案内」、「問い合わせページ」といった優先度の高いページを作成していくとよいでしょう。

分割払いが可能な制作会社に依頼する

リース契約ではなく、分割払いという形でホームページ制作を請け負う制作会社も存在します。どうしても一括払いが難しい場合には、分割払いでの作成もひとつの方法だと言えるでしょう。

ただし、支払いにかかる期間に応じて利息が発生してしまうため、上記の「素材を自分で用意してコストを抑える」や「必要最低限のページ数から作成する」といった方法で、一括払いでホームページを作成することをおすすめします。

リース契約に頼らず、費用を抑えてホームページを開設しよう!

今回は、ホームページリースに焦点を当てて、その概要や問題点、そしてリース契約に頼らずホームページを開設するポイントをご紹介しました。月々数万円の費用でホームページを開設することができるホームページリースは、一見するとオトクな方法にも思えるかもしれません。しかし、「自由にリニューアル・更新できない場合がある」「費用だけが膨らんで、資産として残らない」などの理由から、長期的には得策とは言えない場合も多いのが実情です。

今回ご紹介した情報も参考に、初期費用を抑えて自分のホームページを作成してみてはいかがでしょうか。

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