ホームページ活用マニュアル2020.09.26[土]
YouTube SEOとは?上位表示させるためにチェックするべきポイント
世界最大の動画共有サイトであるYouTubeは、Googleに次いで「世界第2位の検索エンジン」とも呼ばれています。そして近年では、YouTube上に公開した動画をより多くのユーザーに視聴してもらうための施策「YouTube SEO」に注目が集まっています。
こちらの記事では、YouTube SEOとはどのようなものなのか、そしてYouTube SEOを強化するためにはどういった対策が必要なのかを紹介していきます。すでにYouTubeに動画を投稿している方も、これからYouTubeの活用を始めようと思っている方もぜひ参考にしてみてください。
以下の記事では、YouTube活用のメリットについてご紹介しています。あわせてご確認ください。
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目次
視聴者獲得にYouTube SEOは不可欠!
まずは、YouTube SEOとはどういったものなのかを確認してみましょう。
冒頭でも触れたとおり、YouTubeは世界第2位の検索エンジンとも呼ばれ、世界中で1日に10億人以上の人々に利用されています。
YouTube SEOとは、通常のSEOのように公開しているコンテンツ(動画)を検索結果の上位に表示させるための施策のことを指します。
つまり、より多くのユーザーに投稿動画を視聴してもらうためにも、YouTube SEOへの取り組みは非常に重要なのです。
また、YouTube SEOに取り組むことは、Google検索からの視聴者獲得にもつながります。なぜならYouTubeに投稿した動画は、通常のGoogle検索の結果画面にも表示される場合があるためです。
つまり、適切なYouTube SEOに取り組み、動画の存在を検索エンジンにアピールして良質な動画だと判断されることで、Google検索からも視聴者を獲得できる可能性が高まるのです。
では、YouTube SEOを強化するためには、どういった対策が必要になるのでしょうか。
検索エンジンとユーザーに動画の存在をアピールする
YouTube SEOに取り組む上で特に重要なことは、検索エンジンとユーザーに動画の存在をアピールすることです。そのためにも特に意識したいポイントとして、以下の3点を挙げることができます。
・タイトル
・サムネイル
・説明文
では、それぞれのポイントについて確認してみましょう。
動画タイトルで興味を惹きつけられるかどうかがカギ
通常のSEOにおいて、Webページのタイトルは検索エンジンにコンテンツの内容を認識してもらうために欠かせない要素であり、ユーザーがクリックするかどうかを大きく左右する要素でもあります。
YouTube SEOにおいても同様で、動画タイトルは検索エンジンに動画の内容を適切に伝え、ユーザーにクリックしてもらうために重要です。
とくに、スマートフォンユーザーの検索結果には説明文が表示されないため、タイトルの役割は非常に重要だと言えるでしょう。
動画のターゲット層を明確にし、検索ニーズにマッチしたキーワードを含めることはもちろんですが、思わずクリックしたくなるような興味を煽るタイトル設定を意識しましょう。
ただし、タイトルと内容がマッチしていない、いわゆる「タイトル詐欺」と呼ばれるようなタイトルは視聴者に不快感・不信感を与えてしまうので、くれぐれも内容に沿ったタイトルをつけましょう。
視覚的に動画の存在をアピールできるサムネイル画像
サムネイル画像もまた、YouTube動画の重要な要素のひとつです。サムネイル画像とはYouTubeやGoogleの検索結果に表示される画像のことで、タイトルと同様、ユーザーが最初に確認する要素です。
視覚から動画の内容をアピールするという点では、タイトルよりも直感的に判断される要素とも言えます。
サムネイル画像は自ら設定しなければ自動的に生成されますが、より効果的に動画の存在をアピールするためには自分で設定することをおすすめします。
動画の内容を象徴するようなシーンを選択し、必要に応じてテキストを追加しましょう。
「サムネイル画像を見て視聴を始めたものの、期待していた内容と違う」と感じたユーザーは、すぐに視聴を止めてしまいます。検索エンジンは動画の再生時間を重要視するため、ユーザーの期待を裏切るような画像は設定しないようにしましょう。
Youtube SEOでは動画説明文も重要
スマートフォンユーザーの検索結果には表示されない説明文ですが、検索エンジンに動画の内容を適切に理解してもらうためには欠かせない要素です。
動画の内容を適切に表した説明文を記載するのはもちろんですが、重要なキーワードを前方に配置しておくことで、ユーザーは「もっと見る」をクリックしなくても内容を把握することができます。
ユーザーがホームページへと移動できるように、リンクの設置も忘れないようにしましょう。
また、説明文に「ハッシュタグ(#)」を含めるのも効果的です。「#〇〇」のように、動画に関連するキーワードのハッシュタグを記載することでリンクとして表示され、同じハッシュタグの検索結果画面に移動します。
つまり、同じテーマを扱う他の動画を見ているユーザーにも自分の動画を知ってもらえるチャンスが増えるのです。
投稿動画をアナリティクスで解析する
投稿した動画を解析することも、YouTube SEOを行う上で欠かすことができないポイントです。
ウェブサイトのアクセス解析には「Googleアナリティクス」がありますが、YouTubeにも「アナリティクス機能」が存在します。
YouTubeのアナリティクス機能で確認できる主な情報には以下のようなものがあります。
・視聴者維持率レポート
・視聴者層レポート
・トラフィックソース
これらの情報を確認することで、今後の動画作成のテーマや構成に役立てることができます。では、それぞれの情報について確認してみましょう。
視聴者維持率レポート
視聴者維持率レポートとは、その名の通り視聴者の注目をどれくらい維持できているのかを示す情報で、YouTubeアカウントの「クリエイターツール→アナリティクス→視聴者維持率」で確認可能です。
視聴者維持率レポートでは、以下の情報を確認可能です。
・投稿した全動画の平均視聴時間
・総再生時間の上位動画あるいはチャンネルの一覧
・特定の動画における異なる期間内での視聴者維持率データ
・YouTube上にある同じような動画の平均値と比較した相対的な視聴者維持率
これらの情報を確認することで、ユーザーが頻繁に離脱しているポイントなどを分析することができます。
ユーザー層レポート
ユーザー層レポートでは、動画を視聴したユーザーの性別や年齢層、さらには国や地域などの情報を調べることできます。
YouTubeアカウントの「クリエイターツール→アナリティクス→ユーザー層」で確認可能です。
動画を視聴してくれているユーザー層を確認することで、想定していたターゲットにしっかりとアプローチできているかを把握することができます。
トラフィックソース
トラフィックソースでは視聴者がどのような経路で動画にたどり着いたのかを確認することが可能です。
「クリエイターツール→アナリティクス→トラフィックソース」で表示することができます。
YouTubeで検索したのか、関連動画のサムネイルをクリックしたのか、あるいはウェブサイトやSNSからアクセスしてきたのかなどを把握することができます。
たとえば、YouTube上の検索での視聴が少ない場合には、キーワードやハッシュタグが適切でない可能性が考えられます。
チャンネル登録してもらうための工夫も重要
動画の視聴者にチャンネル登録してもらうための工夫も重要です。チャンネル登録してもらうことで、新たに動画を投稿した際にも動画を見てもらえる可能性が高まります。
では、チャンネル登録してもらうためにも覚えておきたいポイントをご紹介します。
こまめな動画投稿がチャンネル登録のカギ
チャンネル登録してもらうためにも重要なポイントのひとつが、「動画の投稿頻度」です。
視聴者が動画を気に入ってくれたとしても、ほかに見る動画がない、あるいはほとんど更新されていない場合には、チャンネル登録してもらえる可能性は低いと言えます。
チャンネル登録を促すためにも、こまめな動画投稿を心がけましょう。
同じテーマの動画で再生リストを作成
再生リストの作成も、チャンネル登録してもらうために有効な手段のひとつです。
再生リストとは同じテーマの動画を連続して再生することができる機能です。たとえば、一本の動画にすると長くなってしまう動画を分割・編集して再生リストに設定することで、ユーザーは飽きることなく動画を楽しむことができます。
そして、分割した動画を一定期間あけながら投稿していくことで更新頻度を保つことができ、ユーザーが次の更新を楽しみにチャンネル登録してくれる可能性が生まれます。
カードの作成もおすすめ
カードの作成もまた、視聴者にチャンネル登録を促すために効果的な方法です。
カードとは、その名の通りカード型の情報を動画に表示する機能で、特定のチャンネルへのリンクや、他の動画へのリンクなどを表示させることができます。
カードを効果的に表示させることで、自身のチャンネルに誘導したり、自身が投稿している他の動画をアピールしたりでき、チャンネル登録の促進効果が期待できます。
YouTube SEOで視聴者獲得を目指そう!
今回は、YouTube SEOの重要性や対策方法についてご紹介しました。
情報量が多く、細かなニュアンスまで表現できる動画コンテンツは、ビジネスにおけるブランディングやプロモーションにも有効です。
今回ご紹介したポイントも参考に、YouTube SEOに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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