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リピーター獲得がコンバージョンへの近道!ホームページへの再訪問を増やすコツ

実店舗・ホームページ問わず、ビジネスを行う上で重要なリピーター。効率的にコンバージョンを獲得するためには、リピーターの獲得は欠かすことができません。

こちらの記事では、ホームページにおけるリピーターの重要性や、リピーターの確認方法、そしてホームページに再訪問してもらうために覚えておきたいポイントをご紹介します。ポイントを押さえて、何度も訪れたくなるようなホームページを目指しましょう。

リピーターはなぜ重要?

まずは、ホームページにおけるリピーターの重要性について確認しておきましょう。実店舗において、初めて訪問してくれたお客様よりも定期的に来店してくれるお客様のほうが販売に結びつきやすいものですが、これはホームページでも同様のことが言えます。何度もホームページを訪れてもらうことで、より詳しく自社やサービスのことを知ってもらうことができ、段階的にコンバージョンへと誘導することが可能になります。

また、マーケティングの世界では「1:5の法則」という言葉があり、新規顧客の獲得は既存顧客の維持よりも5倍のコストがかかることを指します。つまり、新規顧客がリピーターになることでコストを抑えつつ効率よくコンバージョンを獲得することにもつながるのです。

リピート状況をGoogleアナリティクスで確認しよう

自分のホームページにどれくらいのリピーターがいるのかは、Googleアナリティクスなどの解析ツールで確認することができます。ここでは、Googleアナリティクスにおける新規ユーザー・リピーターの定義についてと、リピート状況を確認するための手順をご説明します。

新規ユーザーとリピーターの定義

まずは、Googleアナリティクスにおける「新規ユーザー」と「リピーター」の定義について確認しておきましょう。新規ユーザーは、Googleアナリティクスでの計測期間内に初めてホームページを訪れたユーザーを指します。一方でリピーターは、計測期間中、もしくはそれ以前にホームページを訪れ、計測期間中に再訪問したユーザーを指します。

ただし、Googleアナリティクスではブラウザ毎にユーザーを判別しているため、すでにホームページを訪れたことがある人物が別ブラウザや新たな端末でアクセスした場合には新規ユーザーとしてカウントされるので注意が必要です。

新規ユーザーとリピーターの確認方法

次に、Googleアナリティクスで新規ユーザーとリピーターの割合やそれぞれの指標を確認する手順をご説明します。まず、画面上部にあるナビゲーションメニューから「レポート」を選択します。次に、画面左側のサイドメニューから、「ユーザー>概要」の順にクリックしていきましょう。すると、新規ユーザーとリピーターの割合を示す円グラフが表示されます。

新規ユーザー・リピーターの「直帰率」や「ページ/セッション」、「平均セッション時間」などの指標を確認したい場合には、「ユーザー>行動>新規とリピーター」の順にクリックします。

また、画面右上のバーで日付を指定することで、期間を絞ってこれらの指標を確認することも可能です。

リピーターを獲得するには?

では、ホームページのリピーターを獲得するためには、どういった取り組みが必要になるのでしょうか。ここでは、ホームページを訪れてくれたユーザーに再訪問してもらうために覚えておきたいポイントをご紹介していきます。

コンテンツの豊富さ

コンテンツの豊富さは、リピーター獲得のための重要なポイントのひとつです。訪れたホームページで提供されているコンテンツが興味深く、なおかつ一度では見きれない程の数のコンテンツが用意されている場合、「また訪れてほかのコンテンツも見てみよう」と思ってくれる可能性は高いといえるでしょう。

つまり、ユーザーにとって有益なコンテンツをホームページに蓄積していくことがリピーター獲得の近道だと言えます。

コンテンツの更新頻度

リピーターを獲得するための重要なポイントのひとつに、コンテンツの更新頻度を挙げることができます。ユーザーがホームページに再訪問してくれた際に、前回と同じ情報しか載っていない場合、「もう必要な情報はない」と判断されてしまう恐れがあります。

そういった事態を避けるためにも、定期的にコンテンツを更新して「また来たい」と感じてもらう必要があります。

更新状況を分かりやすく表示する

更新状況をホームページのわかりやすい位置に表示させるのも、重要なポイントのひとつです。ホームページのコンテンツを定期的に更新していても、更新されていることに気づいてもらえなければ意味はありません。

また、SNSを利用して更新情報を発信するのもひとつの方法です。SNSは気軽に情報を発信できるだけでなく、拡散力にも優れています。良質なコンテンツであればユーザーに拡散され、より多くの人々に見てもらえるチャンスが増えるでしょう。

リピーター獲得にはスマホ対応が不可欠

スマートフォンからの閲覧に対応しているかどうかも、ユーザーがリピートしてくれるかどうかを左右する要素です。ではなぜ、スマートフォン対応がリピーターの獲得に影響するのでしょうか。ここではスマートフォンの利用状況や重要性についてご紹介します。

20〜30代では9割以上がスマホを保有

総務省が発表している「平成28年 通信利用動向調査(世帯編)」では、個人におけるスマートフォンの保有状況を見てみると、20〜30代では9割以上がスマートフォンを保有しており、40代で79.9%、50代で66.0%と各年代で高い保有率であることが報告されています。

また、インターネットを利用する際の機器としてスマートフォンは78.3%であり、年々増加傾向にあることが示されています。これらのデータからも、今やスマートフォンからのインターネット利用は当たり前となっていることが伺い知れます。
参照:統計調査データ:通信利用動向調査:報告書及び統計表一覧(世帯編)

スマホ未対応でのリピーター獲得は難しい

スマホ未対応サイトをスマートフォンから閲覧した場合、PCと画面サイズが異なるため、拡大やスクロールなどの不要な操作でストレスを与えてしまう恐れがあります。そのため、短時間でホームページを離脱してしまう可能性は高く、一度「見づらい」「操作しづらい」といった印象を与えてしまったユーザーが再訪問してくれる可能性は極めて低いと言えるでしょう。

また、検索エンジン最大手であるGoogleは、スマートフォンの普及を背景に、スマホからの閲覧に対応していないサイトの表示順位を下げることを示唆しています。

こういった理由からも、リピーター獲得のためにはスマホ対応が必要不可欠だと言えるでしょう。
以下の記事では、ホームページをスマートフォンからの閲覧に対応させる方法をご紹介しています。合わせてご確認ください。
参照:スマホ未対応のホームページは注意!スマホを意識したホームページ作りを

リピーターを獲得して、コンバージョンにつなげよう

今回は、リピーターの重要性や、Googleアナリティクスでのリピート状況の確認方法、そしてリピーターを獲得するために覚えておきたいポイントをご紹介しました。ホームページを何度も訪れてもらうことで、段階的にコンバージョンへと誘導することが可能です。今回ご紹介したポイントも参考に、「また来たい」と思ってもらえるようなホームページ作りに取り組みましょう。