ホームページ作成マニュアル2020.09.26[土]
ホームページリニューアルで失敗しないためのポイントとは?
ホームページリニューアルをする際に、最も重要視していることはなんでしょうか? デザインを一新することも、もちろん大切です。機能を最新のものにすることも、当然だといえるでしょう。
ここで一度考えてみてほしいのは、「ホームページリニューアルをすることを何につなげたいのか」という点です。そもそも、ホームページは何を目的として公開しているのか、誰に見てもらいたいのか。
そういったことを考えてみると、また違う角度からホームページリニューアルのポイントが見えてくるのではないでしょうか。
目次
ホームページリニューアルの成果が感じられない原因は?

「ホームページリニューアルしたいが、大切なポイントがいまいちわからない」と悩んでいませんか? あるいは、ホームページリニューアルはできたが、その後に成果が感じられないという悩みもあるかもしれません。
こういった時は、ホームページリニューアルに関するとらえ方が間違っている可能性大。例えばですが、ホームページリニューアルをしただけで満足した状態に陥っている、あるいはコンテンツが訪問者のニーズに応えていないなど、さまざまな要因が考えられます。
ただやみくもにホームページリニューアルをしたところで、効果は期待できないうえに、むしろ費用や時間が無駄になってしまいます。それよりは、ホームページリニューアルに関して正しく理解し、賢明な対策を打ちましょう。
ホームページリニューアルの際には、アクセス数の現象を防止せよ!

せっかくホームページをリニューアルしても、その後がいまいちという方も多いのではないでしょうか。確かに効果的な集客のためには、ホームページリニューアルは大切ですが、それだけに気をとらわれ過ぎても、うまくいかないもの。まず大切なことは、アクセス数を減らさないように工夫することです。
ホームページリニューアルでは、コンテンツは減らすな! むしろ増やせ!
「ホームページリニューアルをしたのだから、少しぐらいコンテンツを減らしても大丈夫だろう」と感じるのは、実際によくあることです。しかし、これこそが大きな誤解で、コンテンツを減らしてしまうことは、かえって逆効果なのです。
もしコンテンツが十分でないサイトをお客様が見れば、一体どう感じるでしょうか。いうまでもなく、お客様は逃げてしまいます。これではせっかくのホームページリニューアルも、全くもって意味がなくなってしまいます。
コンテンツはお客様満足のためには欠かすことのできない要素。だからこそ、ホームページリニューアルを機に強化することを心がけましょう。
ホームページリニューアル後にドメイン変更したら、検索エンジンに伝えよ!
ホームページリニューアルをしても、それが検索エンジンの評価にうまく直結するとは限りません。というのも、リニューアル後にドメインを変更した場合、検索エンジンがそのことを知らなければ、一切評価されないからです。
厳しい世界のように聞こえますが、これが現実であると心しておきましょう。グーグルサーチコンソールダイレクトなどを設定すれば、検索エンジン側に伝えたいことがきちんと伝わります。意外に忘れやすい項目だからこそ、注意が必要です。
ホームページリニューアルしても、反応が薄い。さて、どうする?

思い切ってホームページリニューアルをしたとしても、ユーザーからの反応が薄くて精神的に凹むのは、決して珍しいことではありません。費用をかけてリニューアルをした以上、そのような感情が出てくるのは仕方のないことです。
しかし、反応が薄いからには、何かしらの要因が存在するのが現実。結果に嘆くことなく、賢明な対策を打ちましょう。
ホームページリニューアルしても、訪問者のニーズに応えよう!
ホームページリニューアルしたのは良いとしても、訪問者のニーズに応えていますか? 本当に基本的なことですが、意外にこの点が疎かにされているものです。
「訪問者が知りたいこと」と「自分が伝えたいこと」には雲泥の差があり、この2つの違いを取り間違えているケースもあります。わかりやすい例でいうと、「社内の人にしかわからない専門用語を多用している」ような場合が、それに当たります。自分は知っていても、訪問者からすればわからないのです。こういう時は、専門用語の使用を控え、小学生でも理解できるような表現に変えましょう。
自分視点ではなく、ユーザー視点で考える。
視点を意識することは、ホームページリニューアル後に集客するにあたって、欠かすことができません。
例えばですが、「炭酸水だから健康になれる水です」と言われても、本当に健康になれるのかどうか、お客様には不明です。同時にお客様が求めているのは、炭酸水ではありません。炭酸水を飲んでどのような効能があるのか、そしてその効能が生活にどう影響するのか知りたいのです。「血行促進を促す炭酸水」などとする方が、お客様の心に響きます。
本当に小さな違いかもしれないですが、だからこそ軽視してはいけません。
ホームページリニューアル後に、サイトを放置してはいけない! その本質とは?

「いったんホームページリニューアルをしたら、サイトを放置しても問題ないだろう」
そのようにタカをくくるのも、決して無理はありません。しかしこれは非常に危険な考え方で、下手をすると既存のお客様まで逃してしまう可能性もあり、非常にもったいないです。
サイトを放置するのではなく、定期的にメンテナンスなどをすることで、サイトの質を維持するように心がけましょう。
ホームページリニューアルをしたのに、検索順位が下がるのはもったいない。
費用をかけてホームページリニューアルしたのに検索順位が下がってしまうのは、逆効果としかいいようがありません。世の中の情報が日々刻々と変化する以上、ホームページの情報も定期的に更新されることが求められます。
極端な話、何か調べものをする際に1990年代の情報が出てきたら、それを見た訪問者はどう感じるか、想像するまでもないことです。調べた情報が役に立たないようでは、何の意味もありません。そうである以上、更新されていない情報を掲載したホームページの検索順位は下がるのが普通なのです。
ホームページリニューアルを疎かにしている企業に、お客様は興味を持たない。
今の時代、業種が何であれ、ホームページを持つことは決して珍しいことでも何でもありません。むしろごく一般的なことと考えるのが妥当でしょう。インターネットで集客すれば、より多くの見込み客を獲得でき、より大きな収益につなげていけます。
同時にお客様からしても、ホームページリニューアルがきちんとできていないサイトを見れば、「この企業は大丈夫か」と不安に感じるもの。そうならないためにも、大切なプロセスを疎かにしてはダメなのです。
ホームページリニューアルの際には、ドメインの引き継ぎも覚えよう!

ドメインの引き継ぎ、これもホームページリニューアルでは外すことができないぐらい重要です。ホームページリニューアルそのものはうまくできたのに、ドメインが引き継げていないがために、検索エンジンの評価が下がるようでは、それこそどうしようもありません。
そもそもの話、ドメインを引き継ぐことは可能なのか?
ドメインの引き継ぎと聞くと、「そんなことをするのは可能なのか」と感じる方もいるでしょう。こちらについては、全く心配する必要はありません。というのも、ホームページリニューアルをした後も、ドメインを大幅に変更する必要はないからです。
ただし、ホームページリニューアル前に利用しているサービスの内容によっては、ドメインの変更に関して事前に連絡する必要が出てくるので、その点は注意が必要です。詳しい変更については、業者の担当者に確認を取るのが良いでしょう。
ドメイン引き継ぎの手順、侮るなかれ。
ドメインの引き継ぎは可能とはいえ、どのように引き継げばいいのかがわからなければ、せっかくの努力も水の泡です。
引き継ぎの手順に関してはそんなに難しいものではないですが、事前に担当者にコンタクトを取っておく必要はあります。そうすることによって、不要な行き違いを防げるのです。ドメインを変更したら、基本的には、担当者に迅速に伝えるように心がけましょう。
決して難しいことではないですし、高度なテクニックは必要ないですが、だからこそ基本を疎かにしてはいけません。
ホームページリニューアルはお客様や訪問者のため

いかがでしたか?
ホームページリニューアルはホームページ本体の更新を指すものと考えていた方もいるでしょう。しかし、あくまでも更新は「お客様や訪問者に満足をしていただくための手段」でしかないのです。そして更新されたホームページを判断するのも、お客様や訪問者、あるいは検索エンジンです。仮にホームページリニューアルができたとしても、検索順位が下がったり、アクセスが伸びたりしないようでは、本質から間違っていると考えてください。「リニューアルのためのリニューアル」に躍起になることだけは、絶対に避けるようにしましょう。本当の意味でのホームページリニューアルを正しく理解して行い、事業が発展することを願っております。
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