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アクセス解析をするとホームページのウィークポイントがわかる

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ホームページのアクセス解析をご存知でしょうか。アクセス解析は、どのくらいの人数がホームページに訪れているか知ることのできる便利なツールです。また単に訪問者数がわかるだけでなく、どんなページに興味を持っているのか、どこから訪れる人が多いのかなどもアクセス解析でわかります。

こちらの記事ではアクセス記事とはどんなツールなのか、それを知ることによってホームページの運営にどのように役に立つのかなどをご紹介します。

ホームページのアクセス解析をしましょう

ホームページのアクセス解析をしていますか? アクセス解析は、「いつ」「どこから」「どんな方法で」「どのくらいの人数が」ホームページを訪れたかがわかります。それだけではなく、ページごとの滞在時間や訪問数までわかるため、どのページやコンテンツがよく閲覧されているかを把握することもできるのです。

つまり、アクセス解析を使うことで知りうるこれらの情報を活用し、今後のホームページの更新に活かしていくことが可能となるわけです。人気のあるコンテンツや、逆に訪問者がすぐに帰ってしまうようなページを知ることは、ホームページを運営していくうえで重要な情報となるでしょう。

では具体的にアクセス解析を行う方法や、行うことでどのようなことがわかるのかをご紹介します。

アクセス数

アクセス数はどれくらいの人数がホームページを訪れているか知ることができる数字です。ユーザーがページをどれくらい見たのかをカウントした数字です。

ページビュー数

ホームページ内の複数のページを閲覧すると、アクセス数も増えていきます。つまりページ数が多いホームページは、訪れる人が多い(閲覧者が多い)といえます。これをページビュー数と呼びます。ホームページがどのくらい見られているかがわかったり、どのページが人気あるのかを知ることができたりします。

訪問数

ホームページを訪問したユーザーが、サイト内を閲覧し離脱するまでの一連の行動を「セッション数」といいます。訪問数とも呼ばれます。これはユーザーがホームページから離脱した時(ネットの接続を切った、ブラウザを閉じた)にカウントされます。

アクセス数が変わらないのに、訪問数(セッション数)が増えたときは、同じユーザーがリピートして訪れていると考えられます。

平均滞在時間

ホームページにユーザーが滞在していた時間の平均値のことを指します。滞在時間には『ページ滞在時間』と『サイト滞在時間』の2種類があります。

ページ滞在時間

ユーザーがそのページを見ていた滞在時間のことを指します。ページを訪れてから次のページに行くまでの時間を計測します。そのため最後に閲覧して、その後すぐに離脱した場合の時間は含まれません。

サイト滞在時間

サイト滞在時間は、ユーザーがホームページ自体にどれくらい滞在していたかを知るものです。ユーザーが最初に訪れた時間と、離脱した時間を計測します。しかし最後に閲覧した(離脱した)ページの時間は含まれないので、実際の時間とは誤差が生まれます。

滞在時間からわかるのは?

最後に閲覧したページの時間などが含まれないため、滞在時間の精度を上げることは難しくなっています。ただ滞在時間が長いということは、それだけホームページに自体に興味を持ってもらえているということです。またページの滞在時間が長いのかわかることで、どのコンテンツがユーザーにとって興味のあるコンテンツなのかを知ることにもつながります。

新規訪問者の割合

新規訪問者とは、初めてそのホームページに訪れた人と設定した期間にリピーターとして訪れなかった人を指します。アクセス解析ツールによっては、2つ目が設定できないこともあります。

初めてサイトを訪れた人

ホームページを訪れたことがある人にはブラウザがCookieを発行します。アクセス解析では、このCookieがない人を新規訪問者として扱います。そのためCookieの履歴を削除した場合などは新規の訪問者にカウントされます。

設定した期間にリピーターとして訪れなかった人

例えばアクセス解析を行う際に「1ヶ月(30日)訪問しなかった人は新規訪問者」として設定したとします。そうすれば、1ヶ月を超えて再度訪問したリピーターは、新規の訪問者としてカウントされます。

新規訪問者とリピーターの割合の意味とは?

どれだけ新規が増えているかが確認できれば、集客戦略がうまくいっているかの指標になります。またどこから訪れているかもわかるので、どの広告に効果があったのかを知ることもできます。適切な割合はホームページの内容によって異なりますが、まずは認知度を上げたいと思っているサイトであれば、まずは新規訪問者の数を増やすことを目標にしてみてはいかがでしょうか。

直帰率

直帰率とは、ホームページの最初の1ページだけを閲覧してページを移動せずに離脱したユーザーの割合のことです。直帰率が高ければ、ホームページがわかりにくいなどの問題点が考えられます。

離脱率とは違う

直帰率と間違えやすい単語に離脱率があります。離脱率とは、ユーザーがホームページを離れてしまう行動のことです。直帰率は「ページを1ページしか閲覧せずに離脱した場合」のみを指し、離脱率の一つとなります。

直帰率を改善するには

直帰率を改善するには、まずそのページに問題がないか考えましょう。そのページから他のページにアクセスする導線がわかりにくかったり、そもそもユーザーのニーズに合っていなかったりする場合もあります。その場合はホームページのレイアウトやコンテンツを見直しましょう。

もしスマートフォンからの直帰率が高い場合は、デバイスにとって最適化されていない場合もあります。スマートフォンユーザーも積極的に取り入れたい場合は、デバイスに合った表示の最適化を行いましょう。

参照元

参照元とは、ユーザーが流入した元となったサイトのことです。検索サイトから検索ワードを入力して訪れた場合は、検索サイトが参照元となります。SNSの広告をクリックして訪れているなら、SNS広告が参照元です。

どこの広告が効率が良いかわかる

参照元がわかると、ユーザーがどこから訪れ、どこの参照元が一番効率が良いのかを知ることができます。広告であった場合は、継続して広告を出したり、参照元となる数が少ない広告からは撤退したりするなどの戦略がとれます。

ブックマークからは参照元なしとなる場合も

ただし解析ツールによって、ブックマークから流入したリピーターは『参照元なし』となることもあるので注意が必要です。またCookieをさかのぼり、『検索サイト』が参照元となる場合もあります。

アクセス解析を行う方法

アクセス解析は主に、ホームページ作成ソフトに付属しているアクセス解析システムを使う方法と無料・有料のアクセス解析サービスを使う方法があります。それぞれご紹介します。

ホームページ作成ソフトに付属のアクセス解析システム

ホームページを作成するソフトに付属している解析システムです。どれくらいの人数がどんな方法でどのページに多く訪れているか知ることができます。あくまで付属のシステムなので、あまり詳しい内容を知ることはできませんが、アクセス解析がどのようなものなのか知るには良いでしょう。

無料のアクセス解析サービス

解析サービスの中には、無料で使用できるものもあります。特にGoogleが提供している『Google Analytics(グーグル・アナリティクス)』は無料でもかなりサービスが充実しています。アクセス数、平均滞在時間、新規訪問の割合、直帰率、参照元などを調べられるので、「有料のサービスを使う前に試してみたい」という場合にもぴったりです。

有料のアクセス解析サービス

有料の場合はもちろんコストがかかりますが、大規模なホームページを運営している場合は有料のサービスも検討するのがおすすめです。サポート体制が充実していたり、データ処理の制限がなくなったりするなどのメリットが見込めます。

アクセス解析をすることはホームページを知ること

アクセス解析をすることによって、どのくらいの人数が、どのくらいの回数、どのページにどれくらい滞在しているのかなどを知ることができます。これらを解析することで、ホームページのウィークポイントなどがわかりレイアウトやコンテンツの改善を図ったり、人気のあるコンテンツはさらに増やしたりするなどの対策を練ることも可能です。

単なるアクセス数を見るだけでなく、直帰率や新規訪問者の割合や参照元なども同時に確認することができます。これらを参考にすることで、新規の訪問者を増やすにはまだ広告が必要なのか、広告の効率は良いのか、どこの広告から多く流入しているのかもわかります。

アクセス解析を利用してホームページ全体の魅力をあげていきましょう。

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