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弁護士ホームページを作成するときは、他事務所との差別化がポイント!

今ではほとんどの弁護士事務所がホームページを立ち上げており、はじめて利用する方もまずはネット検索でホームページを参考にされる方も多くなっています。相談窓口とも言えるホームページですが、ただやみくもに事務所紹介をしていても、ホームページを訪れた方にはさっぱり理解できず、何を基準に選べばよいのか迷ってしまいます。こちらの記事では、弁護士事務所のホームページを作成する際におさえておきたいポイントをご紹介します。

弁護士ホームページの作成は差別化が重要

弁護士事務所は数多く存在し、他の事務所との違いや強みを明確にしなければ、利用者に対し「なぜその事務所でなければならないのか」と言う点をアピールすることができません。ホームページ作成においても同様で、専門的な知識のない方でもほかの事務所との違いが理解できるようなサイトを作成する必要があります。はじめて弁護士事務所を利用する方の多くはホームページの情報を頼りにすることになりますので、法律に詳しくない方でもわかりやすいコンテンツが重要になってきます。

他の弁護士事務所との違いや強みをアピールできるホームページを作るには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。

理念は目に留まる箇所に記載

弁護士事務所に限らず、企業、団体がホームページを作成する際に最も重視すべき項目の一つが「理念」です。では、弁護士事務所の場合、どのように理念を記載すればよいのでしょうか。

わかりやすく具体的に記載

理念は事務所としての方針を明確にするだけでなく、事務所に対する信頼にも大きな影響を及ぼします。ありきたりな理念しか掲載されていないと、他の事務所との違いをアピールできないだけでなく、いい加減な印象を利用者に与えてしまうかもしれません。また、抽象的な内容だけでなく、どのような分野に特化した事務所であるのかなど、より具体的な内容を記載する必要があると言えるでしょう。 また、理念を記載する場所は、ホームページを訪れてすぐに確認できるトップページなど、わかりやすい位置に記載するようにしましょう。

代表挨拶も記載

「代表挨拶」は、事務所に対する信頼を得る上でなくてはならない項目の一つです。この項目もまた、「理念」と同様に観念的な内容に終始してしまい、ありきたりな言葉ばかりを並べてしまうと軽薄な印象を与えてしまうかもしれません。この項目においても、事務所が特化した分野や経歴をあわせて記載するなどし、他の事務所との違いを明確にする必要があります。「挨拶」と言う言葉の意味に執着しすぎず、客観的な立場に立って魅力的な文章を記載するように心がけましょう。

所属する弁護士の紹介ページ

弁護士への依頼を考える際、実際にどういった弁護士が相談を受けてくれるかというのは大きなポイントになります。そのため、弁護士事務所のホームページ作成の際は、所属する弁護士の紹介ページを作成する必要があります。では、どういった点に注意して紹介ページを作成すればよいのでしょうか。

プロフィールは詳しく記載

所属する弁護士の紹介は、事務所の特色を明確にする上でなくてはならない項目の一つと言えます。この項目では、各弁護士の学歴や得意とする分野を始めとした情報を記載する必要がありますが、それだけではありきたりな印象を与えてしまいます。個人としての仕事に取り組む気持ちや弁護士を志した経緯など、誠実さをアピールできる内容にすることが大切です。

業務に関係のない内容には注意

ホームページを訪問した方に人柄を理解してもらうため、趣味や特技を記載する場合があります。実際に相談を受けてくれる弁護士の人となりがわかれば親近感を抱きやすく、依頼した後のやり取りをイメージしやすくなる一方で、度を過ぎてしまうと安っぽい印象を与えてしまうかもしれません。無理に特技や趣味を記載するのであれば、かえって逆効果になってしまう場合もあることを理解しておきましょう。

何を相談できるのかを明示

弁護士事務所を選んでいる方のほとんどは、すでに何か困っていることや悩み事があってホームページを訪問してきます。そのため、弁護士事務所のホームページには、その方々の相談に対応可能かどうかをわかりやすく示す必要があります。

取り扱い相談一覧をホームページに掲載

ホームページを訪問してきた方に取り扱っている相談を示すには、対応分野を記載するとともに、過去に取り扱った相談の一覧を表示するとよいでしょう。ただ対応する分野を示すよりも、より具体的に特化した分野などを閲覧者に伝えることができます。例えば、案件ごとの相談内容やそれに対してどのような対応をしたか、どのような結果を得られたかを明確にしておけば、専門的な知識がない利用者にもより強く事務所の長所をアピールすることができるでしょう。

過去の相談例を掲載する上での注意点

一方で、相談例を掲載する際に気を付けたいのが、相談を依頼した人物が特定できるような内容を記載しないと言う点です。特に前例のないような相談の場合、直接個人を特定できるような内容が記載されていなくても、悪意のある第三者によって相談者が特定されてしまうと言ったケースも考えられます。あらゆる可能性を想定した上でコンテンツを作成し、少しでも相談者のプライバシーを侵害する恐れがあるものは、記載しないように注意が必要です。また、ホームページ上に記載する際には、必ず相談者の許可を取る必要があると言えます。

相談の流れ

弁護士事務所を利用したことのない方にとって、どのような流れで進行していくのか、あるいはトータルでどれくらいの期間がかかるのかは、非常に気になることです。依頼を検討している方の不安や疑問を解消するためにも、相談の流れを記載しておくべきだと言えるでしょう。

一方で、相談から訴訟までの流れは相談内容等によっても左右される場合もあり、それらをすべて記載するとページ全体が見づらくなってしまう可能性があります。ここでも、ホームページを訪問する方の立場に立って、見やすいページを作成することを大前提として心がける必要があると言えるでしょう。

対応エリアも明確に

よほど規模の大きな事務所でない限り、対応できるエリアが限定されている事務所がほとんどです。また、利用者の多くは、検索エンジンを使用して弁護士事務所を探す際、「弁護士事務所 東京」のように、地域を限定して検索する傾向があります。対応できるエリアを明確にし、それに応じたSEO対策を行う必要があると言えるでしょう。検索エンジンにおける検索結果の上位に表示されることは、アクセス数を大きく左右し、より多くの利用者の獲得にもつながります。

費用や無料相談の有無も記載

取り扱っている相談や対応エリアと同様に、はじめて弁護士事務所への依頼を検討している方にとって気になるポイントが費用です。費用を記載する際のポイントについても確認しておきましょう。

実際にあった事例もあわせて費用を記載

その弁護士事務所に依頼するかどうかの大きな判断材料である費用は、わかりやすく記載する必要があります。この項目を作成する際には、一件当たりの相談料や着手金、成功報酬等をただ記載するだけでなく、実際に合った事例をもとにトータルでどれくらいの費用が発生したのかも合わせて記載しておくとよい印象を与えます。

見やすい工夫も必要

また、費用項目の場合には、刑事事件、民事事件、損害賠償事件等、それぞれで費用が異なることが考えられるため、それらをただ羅列しただけでは見づらくなってしまいます。そのため、専門的な知識のない閲覧者でも理解できるように、相談内容ごとに整理された見やすいページ作りを意識しましょう。

誰にでもわかりやすいホームページ作りが絶対に必要!

弁護士事務所がホームページを作成する際に、他の事務所との差別化を図るために重視すべきポイントを、主な項目ごとに紹介しました。すべての項目に共通して言えるのは、項目ごとに他の事務所との差別化ができる訴求ポイントをリストアップし、専門的な知識がない訪問者にも理解できるよう、客観的な立場に立ってわかりやすいコンテンツ作りを心がける必要があると言うことです。

また、内容が複雑化しがちな項目に関しては、見やすさを優先し、記載しなくても問題のない項目はあえて除外してページを作成すると言ったことも有効と言えるでしょう。今回ご紹介した情報も参考に、利用者にとってわかりやすいホームページを作成しましょう。

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