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神社やお寺がホームページを開設するべき理由とは

全国各地、どこの地域にも神社やお寺は存在し、わたしたち日本人にとって馴染み深い存在です。そして近年では、神社や寺院がホームページを開設して、広報や歴史・伝統の紹介に役立てているケースも珍しくありません。こちらの記事では、神社やお寺がホームページを開設することのメリットや、神社仏閣ホームページを作成する際のポイントについてご紹介していきます。

国内参拝客だけでなく訪日観光客も増加中

日本人の習慣や文化と密接な関係にある神社仏閣。近年では、インターネットを通じて情報を得ることができるようになり、小さな神社やお寺を巡る人も珍しくなくなりました。また、2020年の東京オリンピック開催に向けて訪日観光客は増加しており、日本の文化・伝統に興味を持って神社や寺院を訪れる外国人旅行客も増えてきています。

そして冒頭でも触れたとおり、神社やお寺がホームページを開設して情報提供を行っているケースも多く見られるようになりました。では、ホームページを開設している神社・寺院はどういった目的を持っているのでしょうか。

神社・寺院がホームページを持つ目的は?

神社や寺院がホームページを持つことは珍しくなくなりましたが、どういった用途でホームページは使用されているのでしょうか。神社や寺院の場合、一般的な企業やお店とは少し違った目的でホームページを開設するケースが少なくありません。では、企業ホームページと神社・寺院ホームページの役割の特徴について確認していきましょう。

企業ホームページは販促・営業ツールとしての利用が一般的

企業ホームページは、自社で扱う商品やサービスの利用促進、あるいは顧客獲得のための営業ツールとしての利用が一般的です。商品・サービスの魅力や必要性を伝えるコンテンツや、ブランドイメージを周知するためのコンテンツなどで、販売促進・顧客獲得を目指します。

では、企業ホームページが販促・営業ツールとして利用されるケースが多いのに対し、神社・寺院ではどういった目的でホームページが利用されているのでしょうか。

神社・寺院は広報ツールとしてホームページを持つケースが多い

神社・寺院のホームページが持つ大きな役割として、広報ツールとしての役割を挙げることができます。檀家や氏子に対して行事の告知や活動報告するのに役立つほか、一般の参拝客や観光客に対して神社・寺院の場所や歴史・由来をアピールすることが可能です。効率的に、そして正確に広報活動を行う上で、ホームページは非常に大きな役割を果たしてくれるのです。

もちろん、企業ホームページで言う販促・営業ツールとしても役立てることが可能です。正しい歴史や由来を知ってもらうことは布教活動につながりますし、寺院であれば墓地販売の案内にも利用できるでしょう。

神社・寺院ホームページのメリットとは?

さて、広報ツールとしての役割が大きい神社・寺院ホームページですが、開設することで具体的にどういったメリットが期待できるのでしょうか。次は、神社・寺院ホームページを開設することのメリットについて確認していきましょう。

正しい情報を知ってもらえる

神社・寺院がホームページを持つことのメリットとして、正しい情報を周知することができる点をあげられます。インターネットが普及したことによって情報収集は非常に容易になった一方で、誰もが情報を発信することができるため誤った情報が出回ってしまうケースもあります。自社・寺院が自らホームページを持つことで、大本営として正確な情報を伝えることが可能になります。

神社・寺院の場所や問い合わせ先といった基本的な情報はもちろんですが、由来や歴史を正しく理解してもらうためにも、ホームページは大いに役立つでしょう。

存在を広くアピールすることができる

神社・寺院の存在を広くアピールすることができる点も、ホームページの大きなメリットと言えるでしょう。ホームページは、国内・海外問わず、世界中のどこからでもアクセスしてもらうことができます。つまり、地域で暮らす方々以外にも、神社・寺院の存在を知ってもらえるチャンスが増えるのです。

布教活動を行う上でも、参拝客・観光客の増加を目指す上でも、地域を限定することなく情報を発信できるホームページは効果的だと言えるでしょう。

問い合わせ対応の労力軽減や経費の削減につながる

ホームページを持つことによって、問い合わせ対応の労力軽減や経費の削減につながる点もメリットとして挙げることができます。ホームページを持っていない場合、正確な住所や規定の参拝時間がわからず、直接電話で問い合わせる人もいらっしゃることでしょう。ホームページでそうした情報をわかりやすく掲載しておくことで、住所確認や参拝時間の確認といった問い合わせをホームページ上で解決することができます。また、檀家や氏子に対しての活動報告や行事の告知など、従来は印刷して配布していた場合でも、ホームページ上で情報を掲載しておくことができます。

神社・寺院ホームページ作成のポイント

次は、神社・寺院がホームページを作成する際のポイントについて確認していきましょう。ホームページ制作会社にもさまざまな特徴があり、目的に合ったホームページ制作会社を選択していくことが重要になります。

神社・寺院ホームページはオリジナルデザインがおすすめ

ホームページ制作会社は、作成方法によって「テンプレートデザイン」と「オリジナルデザイン」に分けることができます。テンプレートデザインとは、ホームページ制作会社があらかじめ用意しているテンプレートのなかから気に入ったものを選択し、文章や写真を配置していきます。比較的手軽に作成できる一方で、他のホームページと似通ったデザインになりやすいという一面もあります。

一方でオリジナルデザインは、依頼側の要望に則って、0から作成していく点が特徴です。デザインや機能によって費用は上下しますが、細部までこだわりを反映することが可能です。神社・寺院の格式や信頼性をアピールするには、オリジナルデザインが適していると言えるでしょう。

代行サービスがあるホームページ制作会社を

ホームページ制作会社を選ぶ際には、更新や修正の代行サービスを提供しているかどうかもチェックするべきポイントのひとつです。ホームページは開設して終わりというものではなく、更新や修正を重ねて常に最新の情報を発信していくことが重要です。しかし、ホームページ運用に関する知識がない、あるいは運用にかける時間がない場合には、ホームページを放置してしまいがちです。

そこで役に立つのが、ホームページの運用を代行してくれるサービスです。代行サービスを利用することができるホームページ運用会社であれば、知識や時間がなくてもホームページの情報を最新に保つことが出くるでしょう。

スマートフォン対応や多言語翻訳もチェックしたいポイント

参拝客・観光客の増加を目指すのであれば、スマートフォンからの閲覧に対応することも重要です。現在、パソコンよりもスマートフォンでインターネットを利用するという人が急増しており、とくに外出先でのスポット探しにはスマートフォンが利用されています。近隣を訪れる観光客に存在をアピールするためにも、スマートフォンへの対応は不可欠と言えます。

また、訪日外国人観光客にも神社・寺院の存在やその歴史をアピールしていきたいと考えているのであれば、ホームページの多言語翻訳に対応したホームページ制作会社を選ぶと良いでしょう。

神社・寺院ホームページを開設しよう!

今回は、神社やお寺がホームページを開設することのメリットや作成時のポイントについてご紹介してきました。神社・寺院のホームページは、正しい歴史や由来の周知に役立つほか、参拝客・観光客の増加、経費・労力の削減にもつながります。今回ご紹介した情報も参考に、神社・寺院ホームページを開設してみてはいかがでしょうか。