ホームページ制作の見積もり。気づかなければいけない落とし穴とは？

ホームページ作成のために見積もりをしてもらう際には注意が必要です。

場合によっては見積もり以上に費用が発生してしまうこともあります。

また、当初の仕様よりも大幅に成果物が異なってしまうということもあります。

ホームページ納品後も追加料金などが請求されることがありますが、こうした点については見積もり時に聞いておくべきでしょう。

見積もりは一括見積もりサイトなどを利用して、安い業者を見つけることもおすすめです。

ホームページの制作依頼をする際の注意点とは？

最近ではどんなビジネスであれホームページを用意することが必須になってきています。

自前のホームページがあれば顧客数を増加できるばかりか、意外な顧客層を獲得できることもあります。

とはいえ、ホームページの制作を依頼する際には注意しておきたことも多いものです。

見積もりに関するトラブルはその最もたるものでしょう。

見積もりした以上に料金を請求されたり、追加費用が生じたりといったトラブルが起こりやすいのがホームページ制作です。

場合によっては想定していた費用以上にコストが嵩んでしまうということもあります。

他にも、当初相談した内容とは違ったホームページになってしまうこともありますし、素材の権利で揉めることもあります。

このようにホームページ制作時には気をつけておきたいことが多いですが、そんなポイントについて詳しく見ていきましょう。

ホームページの制作費について詳しくなろう！

ホームページ制作依頼時によくあるトラブルを知るためにも、まずはホームページの制作費用の相場について知っておきましょう。

例えば20～30ページ前後のホームページであれば、制作費用の相場は150万円程度です。

とはいえ、これも制作会社の体制などによってもかなり変わってきます。

やはり、正確な額を知るためには見積もりをお願いすることが求められてくるのです。

一括見積もりサイトを利用することもすすめ！

見積もりを依頼する際には一括見積もりサイトを利用するのもよいでしょう。

一括見積もりサイトを利用することで数社に一度に見積もりをお願いでき、最安値で依頼できるところがわかります。

一括見積もりサイトを利用すればお得な割引が利用できるなんてこともあります。

資料請求もついでに行えますから、見積もりの手間をなくすためにもこうした一括見積もりサイトは活用しておきたいところでしょう。

制作費の内訳について知ろう！

制作費の内訳についても簡単に紹介します。

これはホームページによっても変わりますが、デザイン費、トップページコーディング費、素材購入費、CMS導入費などがかかってきます。

他に、取材費用やライティング費用などもかかります。

雑費として出張費や打ち合わせ交通費などが生じることも。

このように制作費には色々なものが含まれますが、疑問点があったら見積もり時にしっかり聞いておくようにすることが大事です。

また、ページ数が増えればデザインやコーディング単価は下がる傾向があることを知っておきましょう。

ホームページ制作の見積もりでよくあるトラブルとは？

見積もりでよくあるトラブルについて詳しく見ていきましょう。

まず、追加料金についてです。

当初見積もりしてもらった内容よりも最終的な費用が高くなることがありますが、これには色々な理由があります。

例えば、クライアントからの要望によって機能追加をすれば、ホームページの制作が長引きます。

このために制作費用が増してしまい、追加料金が発生するのです。

他にも、単純に制作に時間がかかってしまい追加料金が発生することも。

こうした追加料金については依頼前に説明されるはずですが、もしも説明がないようであれば積極的に聞いていきましょう。

ホームページの質に問題があるケース

作成してもらったホームページの質が低すぎることがあります。

素人がホームページビルダーなどを使って作れるような内容であったり、当初の仕様とは大幅に異なるものが納品されたりすることもあり、こうした場合は料金や納品物について、クレームを言わざるを得ません。

このようなケースを避けたいならば、定期的に作業内容について確認できるようなホームページ制作会社に依頼するのがおすすめです。

また、ホームページを制作するために必要となった素材代などを別途で請求されることもあります。

こうした点で揉めるのが嫌ならばいくら格安でも不安な評判のあるホームページ制作会社はなるべく選ばないようにしておくこともおすすめです。

ホームページ納品後のトラブル

ホームページを納品してもらったあとに揉めることもよくあります。

例えば、ホームページの保守管理費などを別途で請求されるような場合です。

ホームページも定期的に更新が必要ですが、ホームページの更新は制作会社でないと行えないように設定されていることがあります。

こうなると高い料金を払って保守管理をしてもらわないといけません。

この辺りの事情はホームページ制作見積もり時に依頼する側もされる側も曖昧にすることが多いため、依頼前に双方ではっきりとさせておきたいところです。

追加料金などに納得できない場合は

追加料金が発生した場合に「そんなことは聞いていなかった」と納得できないこともあるでしょう。

特にホームページ制作時に発生する追加料金は数十万円単位になることもあり、中小企業などになるととってはかなりの負担となります。

こうした際にもしも追加料金について納得できなければ、いっそのこと制作会社を変えてしまうのもよいでしょう。

制作会社を変えるのはかなり面倒なことも多いのですが、悪徳会社などになると追加料金を何度も請求することもありますから、早めに新しい会社に乗り換えた方がよいこともあります。

もしも追加料金について心配があるならば返金保証制度があるようなホームページ制作会社を利用してみてもよいでしょう。

ホームページ制作の見積もり時に気をつけるべきこととは？

見積もり時には上記で紹介したような内容についてもれなく聞くとともに、隠れたコストについても理解しておくことが大事です。

ホームページ制作に伴って自社内でも原稿を用意したり、打ち合わせをしたり、画像素材を用意するといった手間があります。

自社内であってもこうしたことはすべてがコストに含まれますから、併せて考慮しておきましょう。

また、リニューアルなど、これまでとホームページの運営方法が変わるような場合にも注意が必要です。

これによりランニングコストが変わってしまい、思わぬ費用が発生することがあるからです。

ポイントを把握して賢くホームページの制作依頼をしよう！

ホームページ制作について紹介しましたが、ホームページ制作も色々と気をつけておきたいことがあるものです。

特に紹介したような追加料金などについては見積もり時にしっかりと聞いておきたいところでしょう。

仕様変更などをしてもらうと料金も追加で発生しますから、最初にしっかりと仕様を詰めておくことも大事です。

こうしたことに加えて、ホームページのランニングコストなどについても注意しておきましょう。

イニシャルコストが安く済んでも、ランニングコストが高くつくようだと問題となることも。

このように注意点が多いですが、これまでに自社でホームページを制作したことがないといった場合には色々と聞けるホームページ制作会社に依頼するのがよいでしょう。