ホームページ作成マニュアル2020.09.26[土]
サイトデザインの参考サイトを見て最新の傾向を取り入れる
ホームページのデザインは時代とともに変化しており、デザインの傾向が大幅に変わることもあります。せっかくWEBサイトを作ったのにそのまま放置しておけば、時代遅れで魅力的とは言えないWEBサイトになってしまいます。
今回は、3つのデザインギャラリーサイトから業種・色等、カラム数、デザインテイストでソートして参考にできるサイトを紹介します。サイト作成に役立ててみてはいかがでしょうか
業種やテーマカラーから調べる
同じ業種やジャンルのサイトデザインからは、自社ホームページにも参考にできる内容が多く含まれています。
長くサービスを提供しており、毎日2~4サイトが追加されるデザインギャラリーサイト「イケサイ」。イケサイがホームページの中で「ikesai.comはWEBデザインに役立つ、イケてるサイト、かっこいいサイト、おしゃれなサイト、クールなサイトなどを勝手にピックアップして掲載しているサイト」と説明しているように、国内のさまざまなサイトをピックアップしています。
http:www.ikesai.comから同じ業種のホームページを見てみましょう。左のカラムの「WEBサイトカテゴリ」の下から業種を選択することができます。例えば、ネット関連サービス系、金融系等、また教育、飲食、娯楽や音楽等の生活のさまざまな面に関する職種、政治関系など、多岐にわたる業種が挙げられています。きっと、自分が携わっている業種と関連のある業種があるでしょう。そこのホームページで使われているデザインから、参考にしたいと思うものを見つけることができます。
また、テーマとなる色や会社のイメージカラーが決まっている場合は、同じ系統色のサイト一覧を見ることができます。左のカラムの「色/配色」の下からカラーを選択します。同じ色や配色でも、トーンの違いや他の色との組合せにより、印象やイメージはかなり変わってきます。ユーザーがサイトを見て、どんな印象を抱くのかを考えるうえでも参考になることでしょう。
「イケサイ」では主に国内のサイトを掲載していますので、業種やカラー別のサイトデザインを見ることで、日本ではどういったサイトデザインが主流となっているかを知ることができます。
必要なカラム数から調べる
カラム数とは、サイトの列数のことです。商品やサービスを紹介する情報量や、紹介したいものにより必要な列数は異なります。例えば、ブログのように日々更新するサイトでは、カレンダーや月別といったサイドバーを左右のどちらかにつけることが一般的とされています。最近は、サイドバーをつけず、伝えたいことだけをコンタクトにまとめるシングルカラムのサイトも増えています。カラム数にあわせてデザインを参考にしたいときは「DESIGN GALLERY」がおすすめです。
http://www.design-gallery.bizではカラム数ごとのサイトを参考にすることができます。上部にあるメニューバーの「タグ別」の中に1-3カラムのタグがあり、それぞれクリックすると指定のカラム数の一覧を見ることができます。デザインのアイデアを得ることができるのはもちろんのこと、自社サイトの課題を乗り越えるためのヒントを得ることができます。例えば、2カラムや3カラムでサイトを作成しようとしている場合、ユーザーをメインコンテンツに集中させるにはどうすれば良いか、といった課題を抱えるかもしれません。そのような場合に、2カラムや3カラムのサイトを参考にして、最も見やすくメインコンテンツに集中しやすい設定をしている、と思えるサイトからアイデアを得ることができます。また、最近増えてきているシングルカラムの場合、直帰率が増えるという問題に直面する可能性があります。こういった場合も、他のサイトを参考にすることによって、他のコンテンツに誘導する点で優れていると思える部分を学ぶことができるのです。
さらにこのDESIGN GALLERYには、イメージしているカラム数の一覧の中から、理想となるものを見つけて選びだすと、そのサイトのカテゴリや配色、対応デバイスを説明したサイドバーも出てくるという特徴があります。イメージしている画像に加えて、色使いやテイスト等サイト作成に関連のある情報も得ることができるので、参考になる幅が広がりサイトデザインにおいてとても役立つサイトです。
デザインテイストから調べる
それぞれの会社や商品には、イメージなどから想像されるテイストがあります。イメージしているテイストをホームページ制作会社に説明したくても、なかなかうまく伝えられない場合があります。このようなときには、参考にしたいサイトがあればスムーズにイメージを伝えることができます。MUUUUU.ORG(ムーオルグ)では、テイスト別にサイトを見ることができます。
http://www.muuuuu.orgから上部メニューの「CATEGORY」をクリックすると「DESIGN」の部分に、テイストの一覧があります。例えば「かわいい」「エレガント」「スタイリッシュ」「ナチュラル」「和風」「雑談風」といった項目です。ソートすれば、容易にイメージに近いサイトを見つけることができまるでしょう。そのほかにも、「フラットデザイン」「サークル(円)を使ったデザイン」「大きい写真の背景」「パララックス」など、新しいサイトデザインを取り入れたサイトを調べることも可能です。思い描くテイストに新しいデザインを組み込むことで、より魅力的なサイトを生み出せるかもしれません。また、このサイトでは業種ごと、色ごとといった項目のほかに、「ECサイト」「コーポレートサイト」「ブランディングサイト」「採用サイト」といったサイトのタイプ別でもソート可能となっています。さらに、地域別のWEBデザインを見ることができますし、海外のWEBデザインも掲載されています。海外ならではの表現やアイデアは、新たなアイデアを生み出してくれるに違いありません。もちろん、内容やサービスに合ったサイトデザインにするべきですが、意外性を持たせたり、ユーザーを引きつけるようなデザインのアイデアを発見できるかもしれません。また、グローバルな視野で情報を取り入れることもできるので、新たな傾向やトレンドを知るうえでも参考にしたいサイトです。
まとめ
ご紹介したサイトのほかにも、さまざまなデザインギャラリーサイトが多く存在しています。それぞれが、異なる切り口からサイトをグループ分けして紹介しています。一覧に掲載されているサイトのほとんどは、高いコストをかけて制作されたものです。その優れたデザインサイトを無料で見ることができるのですから、これらのギャラリーを参考にしてホームページを組み立てていくことは、コストパフォーマンスに優れた調査だと言えるでしょう。
実際に、第一線で活躍している多くのウェブデザイナー達のブログでは、これらのギャラリーサイトを参考にしていることが書かれています。これらのギャラリーサイトでは、常に新しいサイトがどんどん追加されていて、日本国内だけでなく世界中のサイトを閲覧することができるサイトもありますので、広い視野を持って現在のサイトデザインの傾向やトレンドを知ることができるでしょう。
このようなデザイン関連のサイトを参考にして、商品やサービスをより魅力的に紹介できるWEBサイトを目指してみてはいかがでしょうか。
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