ホームページ作成マニュアル2020.09.23[水]
ホームページ作成を依頼する会社はどう選ぶ?5つのポイントをチェック!
あなたの会社でホームページを作りたいというとき、社内制作が無理な場合は専門の会社に頼もうというのは、ごく自然で合理的な考え方です。
しかしそこで困るのが、どの制作会社を選べばいいのかわからない、ということではないでしょうか。
適正な金額で良質なホームページを作るためには、良心的で信頼できる業者選びが欠かせませんが、基準がなければ何を見て選べばいいのかわかりません。
そこでこの記事では、制作会社選びのポイントとなる5つの基準をお教えします。
目次
5つの基準をチェックしよう
ホームページ作成を請け負う会社は大手からほぼ個人経営まで、星の数ほどあります。
作業に大規模な設備が不要で、参入のハードルが極端に低いからです。
それだけに、インターネット関連の仕事をしていたというだけで制作会社を名乗っているような、中途半端なところもたくさんあります。
そういったところにうっかり仕事を頼んでしまうと、納期遅れや低クオリティ、追加料金の発生に延々と苦しむことになりかねません。
よい制作会社を選ぶことはとても重要です。
そしてその良し悪しを見分けるために、チェックしたい5つのポイントがあります。
- 実績
- 価格
- アフターフォロー
- 修正への対応
- 保守管理
これら5つです。
それぞれのポイントについて解説していきましょう。
まずはホームページ作成の実績をチェック
まずは何より先に、頼もうと考えている制作会社が、ホームページ作成の実績をそれなりの件数を持っているかどうかをチェックしましょう。
というのは、中には「ホームページ作成もできるけど普段はやっていません」というような会社もあるからです。
このようなところに頼むと、内部体制が整っていないので、たいていおざなりな仕事になります。
実績は制作会社の技術を見るための重要ポイント
ちゃんとホームページを作った実績が複数あり、作ったページを顧客に明確に示すことができ、そしてそのページが今もちゃんと表示され運用されていることが重要です。
そういった条件をクリアして、ようやくその会社は選定の土俵に乗るのだと考えましょう。
素人同然の業者に頼んでも、いいことは一つもありません。
制作会社の得意ジャンルを知ることもできる
制作会社がこれまで作ってきたホームページをチェックすることは、その会社の得意不得意を知る上でも大事です。
たとえば凝ったアニメーションを用いたページが目立つなら、オーダーメイドの高品質高価格な仕事が得意なのだとわかります。
逆に堅実で地味なページが中心なら、そういう低価格な作成が得意なのだとわかります。
あなたの会社が望むホームページ作りにその制作会社が合うかどうか、意識してチェックしましょう。
逆に実績ばかり強調する会社も要警戒
なお、ひとつ気をつけたいのは、「1年で数百件作りました!」というような、凄まじい受注件数ばかり宣伝してくる会社です。
多くの実績があるのはいいことですが、ホームページは本来、Webデザイナーが顧客と幾度も打ち合わせしつつ作るもので、そんなに短期間に流れ作業でできるものではありません。
受注件数だけひたすらアピールしてくる会社は、他の4つの要素、とくにアフターフォローや修正対応がおろそかになっていることが多いので要注意です。
料金表や見積もりで会社の特徴と信頼度を知ろう
制作会社の料金表には、その会社に何ができて何ができないかが表れます。
あなたの会社に合ったところを選ぶための、最重要の手がかりです。
まずはあなたの会社が望む価格帯が用意されているか
ホームページ制作会社にはそれぞれ得意な分野があり、たとえばオーダーメイドの高い仕事しかしない会社もあります。
そういう会社に、5~6万円で安くホームページを作ってくれというのは無理な注文です。
低価格の依頼を受けている会社は、低価格で作成するためのテンプレートと定額プランがちゃんと用意されているから、安く型通りのページを作れるわけです。
その仕組みがない会社に、安い仕事を頼んではいけません。
逆に、低価格テンプレートの仕事しかしていない会社に、オーダーメイドのハイセンスなページ作成を頼むのも無謀でしょう。
このように制作会社といってもそれぞれ特徴があり、それから外れた仕事はどうしても高リスクになります。
細かいお値段の違いより、見るべきは明細
料金表を見ると、つい「あっちの会社より何千円も安い」、などというお値段の高低に目が行ってしまいますが、本当に注目すべきは明細のほうです。
作業工数をちゃんと算出し、きちんと計算してあるかどうかをチェックしましょう。
ホームページ作成の費用というのはほとんどが人件費であり、誤魔化しやすくお手盛りしやすいのです。
たとえば「その他」や「雑費」といった項目に過大な費用がかかっているようなら、その会社の見積もりはいい加減で基準が曖昧な疑いがあります。
会社の誠実さを見るための重要ポイントだといえます。
アフターフォローこそ最重要ポイント
企業のホームページというのは、ほとんどの場合、作って終わりではありません。
新製品が出たとき、新ビジネスを立ち上げるとき、キャンペーンをやるときなどに合わせて、更新作業をしていく必要があります。
更新のコストをあらかじめ計算に入れよう
更新には当然作業が発生するので、業者に頼む場合は費用も発生します。
更新の頻度や内容によっては、作るときよりもランニングコストのほうにお金がかかることも多いのです。
まずはそのことを、業者に依頼する前に認識しておきましょう。
更新費用をちゃんと教えてくれる会社を選ぶ
良心的なホームページ制作会社は、ホームページというのは更新する必要があり、それにはお金がかかることを、誤魔化さずに事前にちゃんと教えてくれます。
そして、更新の手間と費用をなるべく抑えるための工夫も、作る前にきっちりアドバイスしてくれるはずです。
更新のことは適当に安くなんとかしましょう、などと安請け合いしたり、逆に更新作業でぼったくりの金額を取ろうとしたりする会社もありますが、たいていの場合、のちのち大きなトラブルになります。
制作会社選びの最重要の判断材料ですので、目を光らせておいてください。
修正対応は杓子定規でも安請け合いでもダメ
ホームページ作成に限らず、どんな仕事も仮納品したあとのリテイクというのは出るものです。
なかでも、ホームページ作成は修正の多い仕事です。
ホームページ作成中に追加料金を取る会社は避けよう
制作会社側が修正対応にいちいち条件をつけ、「☓☓については無料ではいっさい修正に応じられません」などと言ってくるようなら危険なサインです。
初期提示料金がやたらに安い会社に多いのですが、追加料金を取ることを前提に仕事を請けているケースが多いのです。
こういう会社の多くは通りいっぺんの仕事しかしてくれず、ちょこちょことお金を取られて結局高くつくことになります。
安請け合いする会社もまた危ない
逆に、「どんな修正もタダで対応します!」と、やたらに調子がいいのもどうかと思います。
仕事を取るためにそう言いたい気持ちはわかりますが、現実問題として条件内でできる修正には限りがあり、一定規模を超えると制作会社側にも大きなリスクがあるからです。
そこを無視して仕事を続けても、不満がたまりお互いが不幸になってゆきます。
杓子定規でも安請け合いでもなく、制作側の現実をきちんと伝えてくれる会社を選ぶべきでしょう。
保守対応を堅実にやってくれる会社を選ぼう
先述しましたが、ホームページは作成し公開したあとも、ちょこちょこと手をかけないと維持できないものです。
データの更新作業のほかにも、サーバーの管理や新しいWebプログラムへの対応など、細かい作業が多いのです。
保守を怠るとトラブルを避けられなくなる
ホームページのデータを置いておく場所が、サーバーと呼ばれるコンピュータです。
大規模なサイトの場合は自社でサーバーを持ちますし、それほどの規模でないなら、レンタルサーバーといって業者からサーバーの一部を借りるのが一般的です。
どちらのケースにせよ、サーバーを監視し細かいトラブルに対処する作業などを誰かがやらないと、せっかく作ったホームページが満足に見られないケースが出てきます。
信頼できる制作会社は保守がちゃんとしている
たいていの制作会社はこのサーバーに関する管理作業や保守作業をやってくれますが、そのお値段や対応は千差万別です。
本格的な依頼をする前に、保守作業について尋ねてみましょう。
信頼でき長く付き合える会社であれば、かかる費用や責任の所在について、きちんとした答えが返ってくるはずです。
ホームページ作成を依頼する会社は腰をすえてじっくり選ぶもの
ホームページ作成を制作会社に頼む場合、作り終えたらそれでおしまい、というわけにはいきません。
解説したように更新や保守に関する作業があり、付き合いは長く続くことになります。
それだけに、下手なところを選ぶと長期間にわたって不利をこうむることになります。
制作会社はどんなに慎重に選んでも慎重すぎるということはありません。
5つの基準にそってよく比較し、いちばんよい制作会社を選びましょう。
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