ホームページ活用マニュアル2020.09.27[日]
ホームページの「トラフィック」に注目するべき理由とは?
ホームページ運用を行っていると、「アクセス解析が重要」というのはよく耳にすることでしょう。しかし、具体的に何をすればよいのか、何に注目すればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、アクセス解析でチェックしたい指標のひとつ「トラフィック」についてご説明しています。ホームページ運用を始めたばかりの方や、アクセス解析で何から始めればよいのかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ホームページ運用はアクセス解析が重要
ホームページをビジネスに役立てるためには、開設後の運用が重要になります。しかし、ただ闇雲にコンテンツを追加したり、変更・修正を加えても、思うような効果を得るのは難しいと言えるでしょう。効果的にホームページのパフォーマンスを高めていくためには、まずはホームページの現状を把握し、課題や問題点を明確にする必要があるのです。
そこで必要になるのが「アクセス解析」です。Googleが提供している「Googleアナリティクス」などを用いることで、ホームページのパフォーマンスを詳しくチェックすることが可能になります。
ホームページのトラフィックが重要視される理由とは?
効率的にホームページのパフォーマンスを高めるにはアクセス解析が重要だとお伝えしましたが、注目したい指標のひとつに「トラフィック」があります。ここでは、ホームページのトラフィックが重要視される理由について確認しておきましょう。
トラフィックとはホームページへのアクセス数
まずは、トラフィックとは何を表す指標なのかを確認しておきましょう。トラフィックとは、ホームページへの流入数を表す指標であり、アクセス数とも言いかえることができます。つまり、トラフィックが多ければ多いほど、たくさんのユーザーに閲覧されているホームページであり、それだけビジネスに役立てるチャンスが大きいと言えるでしょう。
ホームページで成果を出すにはトラフィック増加が重要
ではなぜ、ホームページ運用においてトラフィックが重要視されるのでしょうか。結論から言えば、ホームページ運用の成果を効率よく上げるためにはトラフィックの増加が欠かせないためです。どんなに魅力的な商品やサービスを扱っていて、ユーザーの購買意欲を高めるためのコンテンツを用意していたとしても、ホームページに訪れる人が少なければ大きな成果を上げることはできません。つまりトラフィックの増加は、ホームページで大きな成果を上げるための第一歩とも言うことができるでしょう。
トラフィック分析で何がわかる?
前の章では、ホームページで効率よく成果を上げるためにも、トラフィックの増加が重要だとお伝えしました。次は、Googleアナリティクスでトラフィックに関するどういった情報をチェックすることができるのかを確認していきましょう。ここでは、Googleアナリティクスで確認可能な「検索トラフィック」、「参照トラフィック」、「ノーリファラー」についてどのようなものなのかご説明していきます。
検索トラフィック
検索トラフィックとは、検索エンジンからキーワード検索などを行って流入してきたトラフィックを指します。「Google」や「Yahoo」など、どの検索エンジンからの流入が多いのかを調べる事ができるほか、どの検索キーワードでどれくらいの訪問数があったのかを確認することが可能です。
参照トラフィック
参照トラフィックとは、SNSや他のサイトなどのリンクから流入してきたトラフィックを指します。つまり、自社が運営しているSNSアカウントの投稿を見てくれたユーザーのほか、自社が運営しているサイト以外の「外部リンク」からの流入も考えられます。
参照トラフィックでは「参照元」、つまりどのページから流入してきたのかを調べることが可能です。
ノーリファラー
ノーリファラーとは、簡単に言えば「参照元のないトラフィック」であり、検索エンジンや他のサイトなどを経由することなくホームページに訪れた場合が該当します。具体的には、ブックマーク(お気に入り)からの流入や、ブラウザのアドレスバーにURLを入力して訪問した場合、メルマガのURLをクリックした場合などが考えられます。つまり、ノーリファラーのトラフィックは、すでにホームページの存在を知っているリピーターの可能性が高いと言えます。
ホームページのトラフィックを改善するためのポイント
トラフィック数の改善を目指す場合、「検索トラフィック」「参照トラフィック」「ノーリファラー」に分けて対策を行うことが重要です。ここでは、「検索トラフィック」「参照トラフィック」「ノーリファラー」の各トラフィックを改善するポイントをご紹介していきます。
検索トラフィックを増やすには?
検索トラフィックを増やすためには、SEO対策に取り組み、検索結果の表示順位を高めていくのが最も効率的だと言えます。そのためにも、コンテンツを充実させて対策キーワードを増やしていくほか、既存のコンテンツのチューニングを行う必要があります。
Googleアナリティクスでは、検索トラフィックで実際に検索されたキーワードを確認することができるので、よく検索されるキーワードに関連するテーマのコンテンツを増やしていったり、すでに公開しているコンテンツのキーワード設計が適切かどうかをチェックし、必要に応じて修正するようにしましょう。
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参照トラフィックを増やすには?
参照トラフィックを効率よく増やしていくためには、SNSの活用が効果的です。SNSはホームページの更新情報を気軽に発信できるだけでなく、拡散力に優れているという特徴があります。SNSの投稿が拡散されることでより多くの人の目に触れる機会が増え、SNSからの流入増加が期待できるほか、他サイトからの外部リンクを獲得しやすくなります。
もちろん、ユーザーによる拡散や他サイトからの外部リンクを獲得するためには、ユーザーにとって役に立つコンテンツ作りは不可欠です。つまり、検索トラフィックを増やすためのSEO対策とSNSの併用が、参照トラフィックを増やすためのポイントだと言えます。
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ノーリファラーを増やすには?
ノーリファラーを増やすためには、すでに自社やホームページの存在を知っている人に対し「また来たい」と思わせる工夫が必要です。たとえば、定期的なコンテンツ更新は有効な方法だと言えるでしょう。こまめにコンテンツを更新することで、ユーザーを飽きさせることなくリピートを促すのに効果的です。反対に、めったに更新されないホームページだと、ユーザーは次第にリピートする意欲を失ってしまいます。
こまめなコンテンツ更新に役立つのが、ブログ型のコンテンツです。日々のトピックをブログ形式で発信していくことで、ホームページの更新頻度を高めることができるだけでなく、固定のファンを獲得することにもつながります。そのほか、メルマガの発行もノーリファラーの増加に効果的な対策だと言えるでしょう。
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ホームページのトラフィックを増やして成果をあげよう!
今回は、ホームページの指標のひとつである「トラフィック」がなぜ重要視されているのか、そしてトラフィックを改善するためにはどんな対策が有効なのかをご紹介しました。ホームページのトラフィックが増えた分だけ、コンバージョンにつながるチャンスが増加します。今回ご紹介した情報も参考に、ホームページのトラフィック改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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