ホームページ作成マニュアル2020.09.26[土]
ホームページのリニューアル!注意が必要なポイントは?
ホームページを運用していると、さまざまな理由でリニューアルが必要になるケースがあります。しかし、「ただリニューアルをすればよい」というものでもありません。リニューアルしたホームページの効果を最大限に引き出すためには、覚えておきたいポイントがあるのです。
今回は、ホームページリニューアルで覚えておきたいポイントをご紹介します。ホームページのリニューアルを検討している方や、すでにリニューアルが完了している方も、ぜひ参考になさってください。
目次
なぜホームページのリニューアルが必要なの?
まずは、ホームページリニューアルの必要性について確認しておきましょう。インターネットを取り巻く環境は日々進化しており、ホームページの機能やデザイン、運営方法などのトレンドも目まぐるしく変化しています。そのため、ホームページを開設してから時間が経ち、いつの間にか「時代遅れのホームページ」になってしまうケースがあるのです。
近年の例を挙げると、スマートフォンの普及が挙げられます。スマートフォンでインターネットをすることが当たり前となり、今ではスマホ未対応のホームページはSEOで不利になっています。また、ホームページに対するちょっとした不満や違和感も運用のモチベーション低下につながる要因であり、リニューアルをする理由になります。
時代の変化に対応するためにも、そして運用のモチベーションを保つためにも、ホームページのリニューアルは重要だと言えます。
関連記事:ホームページリニューアルのタイミングやポイントは?
リニューアルのポイント1.ドメインの移行
ホームページのリニューアル時に注意したいポイントのひとつに、「ドメインの移行」があります。ドメインには大きく分けて「独自ドメイン」と「サブドメイン」がありますが、これまで運用していたホームページのドメインによって、リニューアル時の対応は異なります。では、ホームページリニューアル時のドメインの扱いについて確認してみましょう。
独自ドメインとサブドメインって何が違うの?
まずは、独自ドメインとサブドメインの違いについて確認してみましょう。ドメインとは、ネット上の住所のような役割を果たす文字列で、当サイトのURL(https://interrock.co.jp/service/hp-service/)を例にあげると、「interrock.co.jp/service/hp-service」の部分がドメインにあたります。
独自ドメインとは、他のウェブサイトと重複することがない唯一無二のドメインであり、信頼感や認知度の向上、SEOの面などでメリットが大きく、ビジネス利用のホームページでは独自ドメインの使用がスタンダードとなっています。
一方でサブドメインは、主に無料ホームページ作成サービスなどで作成したホームページや、同一の運営元がサイトを使い分ける際などに使用されているドメインです。たとえば、無料ホームページ作成サービスを提供している会社のドメインが「〇〇.jp」だとすると、「□□.〇〇.jp」のようなURLとなり、「□□」の部分がサブドメインにあたります。
以下の記事では、独自ドメインとサブドメインの違いについて詳しくご説明しています。あわせてご確認ください。
関連記事:独自ドメインはなぜ重要?ビジネスでドメイン取得が推奨される理由
独自ドメインは引き続き利用しよう!
リニューアル前のホームページを独自ドメインで運用していた場合、リニューアル後も引き続き同じドメインで運用することが推奨されます。大きな理由としては、これまで運用してきた独自ドメインにはSEOの面で価値が蓄積されているためです。SEOの重要な要素のひとつに外部リンク(他のサイトからのリンク)がありますが、リニューアル後も独自ドメインを継続して利用することで、そのSEO効果を引き継ぐことが可能です。
また、ドメインはホームページのURLだけでなく、メールアドレスにも利用されています。そのため、ホームページリニューアルを樹に新たなドメインを利用するとなると、取引先やお客様など、各方面にメールアドレス変更の通知を行う必要があります。SEO効果を引き継ぐためにも、そして不要な手間を省略するためにも、独自ドメインを利用している場合には引き続き同じドメインを利用するようにしましょう。
サブドメインは独自ドメインへの移行が◎
反対に、無料ホームページ利用サービスなどでホームページを開設し、サブドメインで運用している場合には、リニューアルを期に独自ドメインに移行することをおすすめします。
サブドメインでのホームページ運用は、SEOの面で不利になってしまうケースがあります。同じドメインのウェブページは検索結果に表示される数に制限があるためです。つまり、サブドメインで運用しているホームページは、同じサービスを利用している他サイトと競合しやすく、検索結果に表示させることが難しくなってしまうのです。
また、サブドメインの提供元の会社がサービスを終了した場合には、それまでに蓄積してきた外部リンクの効果は失われてしまいます。このような理由から、現在サブドメインでホームページを運営している場合には、できるだけ早い段階で独自ドメインに移行する必要があるのです。
リニューアルのポイント2.リダイレクト
「リダイレクト」もまた、ホームページリニューアル時に忘れてはいけないポイントです。とはいえ、ホームページの「リダイレクト」と聞いてもピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、リダイレクトとはどのようなものなのかを確認してみましょう。
URLが変わる場合にはリダイレクトが不可欠
まず、リダイレクトとは何かをご説明します。リダイレクトは、リニューアルに伴いホームページ内の各ページのURLが変わってしまった場合に、新しいURLへと転送することを意味します。
リダイレクトをしていない場合、ユーザーがリニューアル後のページにたどり着けない可能性があるばかりか、リニューアル後のページがコピーコンテンツとして認識されてしまう可能性もあります。そのため、リニューアルでURLが変わった場合には、リダイレクト設定を忘れないようにしましょう。
独自ドメイン移行後は301リダイレクトを忘れずに!
リダイレクトは主に「301リダイレクト」と「302リダイレクト」の2種類に大別することができます。どちらもウェブページの転送に使用されるものですが、転送先のページが一時的なものか、あるいは永続的なものかどうかで使い分ける必要があります。
301リダイレクトでは検索エンジンからの評価が新URLへと引き継がれるのに対し、302リダイレクトでは検索エンジンからの評価は引き継がれません。つまり、ホームページをリニューアルして新しいURLを永続的に使用する場合には301リダイレクトを、一時的に別のURLを使用したいという場合には302リダイレクトを設定するのが基本です。
301リダイレクトを設定する方法はいくつかありますが、WordPressでホームページを運用している場合には簡単に301リダイレクトを設定できるプラグインも提供されています。
リニューアルのポイント3.コンテンツの扱い
ホームページリニューアルの際には、コンテンツの扱いにも注意が必要です。これまでにせっかく蓄積してきたコンテンツですから、リニューアル後も引き続き公開するのが基本です。では、リニューアル後のコンテンツの扱いについて詳しく確認していきましょう。
既存のコンテンツは減らすのはNG
ホームページをリニューアルする際によくある失敗例として、コンテンツを大幅に削除してしまうケースが挙げられます。リニューアルのついでにコンテンツも一新したいという気持ちもわかりますが、コンテンツはホームページの大切な資産です。今まで蓄えた資産を手放してしまうのは、大きな損失だと言えます。蓄積された資産を失わないためにも、リニューアル後もコンテンツ数を維持するようにしましょう。
リニューアルはコンテンツ改善のタイミング
コンテンツを減らすのは避けるべきとお伝えしましたが、「現状ほとんど閲覧されていないコンテンツを残すのは無意味では?」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、現段階でほとんど閲覧されていないコンテンツであっても、削除してしまうのは非常にもったいない判断だと言えます。
なぜなら、リライトを行うことで集客に役立つコンテンツに化ける可能性が十分にあるためです。ホームページリニューアルはコンテンツを見直し改善するためのベストタイミングと考え、既存のコンテンツを有効活用しましょう。
以下の記事では、既存のコンテンツをリライトすることの重要性やポイントについてご説明しています。ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:SEOにリライトは不可欠!記事コンテンツのパフォーマンスを高めよう!
ポイントを押さえて効果的なリニューアルを
今回は、ホームページリニューアル時に覚えておきたいポイントについてご紹介しました。ホームページは、ポイントを押さえてリニューアルを行うことでその効果を最大限に引き出すことができます。今回ご紹介したポイントも参考に、ホームページリニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。
オリジナルホームページシードでは、ホームページリニューアルのご相談にも親切・丁寧にご対応します。リニューアルを検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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